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人気タレントのベッキー(31)と、今年NHK紅白歌合戦への初出場を果たした人気バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音(27)が不倫交際していると7日発売の「週刊文春」が報じました。それにあわせるように、川谷側は謝罪文を各社に送り、ベッキー側は釈明会見を行い「親しい友人の一人です」と改めて不倫を否定。謝罪しました。

好感度の高さがウリのベッキーとしては、今回の一件でのダメージはまぬがれません。今まで大きなスクープがなかったため「スキャンダル処女」の異名を持っていた彼女ですが、なぜその最初が「不倫報道」というかたちになってしまったのか(本人は否定していますが)。しかし不倫にハマりやすい女性のタイプを考えると、その真相が見えてくるかもしれません。

■不倫にハマりやすいのは断然優等生タイプ
不倫をする女性にもいくつかタイプがありますが、一番危険なのは正義感の強い優等生タイプの女性です。一見恋愛経験豊富な女性が不倫はするものと思われがちですが、意外と経験豊富な女性は不倫に限らず多くの恋愛の痛手をすでに経験済み。そのため不倫に手を出さないor出しても火遊び止まりが多いのです。

ではなぜ優等生タイプがハマりやすいのかというと、優等生な人たちは自己処理能力が高いため、不倫というカードがつきつけられても「あなたが本気なら、私は気にしないよ」と、離婚前提なら今はガマンする選択を取りがちなのです。

また不倫の始まりは、実はほとんどが普通の恋愛とかわらないことが多いもの。今回の報道にもあったように、普通の恋に落ちたと思ったら既婚であることが判明するというのは本当に多く、正義感の強い女性はそんな後だしのカードに対しても「私なら節度をわきまえて、彼を待てる」と判断し、付き合い継続を選択するのです。

■“アラサー”という年齢は本人が思っている以上に焦りと寂しさを生む
そして不倫にハマりやすい女性の要素として、年齢の問題は外せません。ズバリ、アラサー女性は周囲の結婚や出産で、自身の心は本人が思っている以上に焦りと寂しさで満ちています。

元々「友達が凄く大切」と公言している、寂しがりやのベッキーさんであれば、その友達が次々と結婚し子供を持つ姿を見ながら、祝福の気持ちと同じくらい自然に湧き出る寂しさに、密かに動揺していたかもしれません。

そんな矢先に甘い言葉で近づく男性がいて、しかも恋愛関係と結婚話がワンセットで到来すれば、気持ちが高ぶるのもわかります。ただ運命の人との出会いがちょっとだけ遅かったのは、皮肉としか言いようがありません。(ベッキーさんと川谷さんが出会ったのが2015年10月で、川谷さんが入籍したのは3カ月前の7月なのです)

■でも不倫が終わったのは今でよかった!?
こうして見ていくと、現代の不倫というのは特別なモノではなく、本当に普通の恋愛と変わらないテンションで起きています。だからといって、やっていいとは言えませんが、個人的にはこの関係が事実だったとしても、このタイミングで関係が解消されたのは、ある意味良かったとも思うのです。

なぜかというと、不倫は言わずもがな、多くの人をキズつけます。最初は不倫された側の人たちをキズつけますが、そのキズはジワジワ広がり、1年をすぎた頃には不倫をしている女性側も同じくらいキズつき苦しみ始め、中には心を病む女性もいるからです。

今回の記事によると、二人の関係はお付き合いしてから約3カ月目。不倫の汚い部分がまだ見える前に関係が断ち切られたのは、見方によってはよかったとも取れるのです。

もちろんタレント生命は、難しい局面を迎えるベッキーさんですが、今回の一件をどう次の原動力に変えるかは、まさに芸能人としての底力が試されているといえます。2016年は始まったばかり。頑張れ、ベッキー!

(文・おおしまりえ)

雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター。10代より水商売やプロ雀士など人気商売に身を投じ、のべ1万人の男性を接客。鋭い観察眼と、男女のコミュニケーションの違いを研究し、恋愛コラムを執筆中。
ブログ:http://oshimarie.com

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