休みの日、遊びに行きたいスポット「イケア」。
家具屋ながらにしてそこにいるだけで楽しいその実態を探る。

 

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人間は、広い世界のほんの一部で生きている。
全てを知ることはできない。
世界のどこかには、自分の知らない何かを熱狂的に愛してる人がいる。研究する人がいる。
そんな人が集まると、小さなブームになる。
誰かの世界を、少しだけ覗いてみちゃおう。
それが「うさこの覗いた世界」なのだ……!

 

時折「掃除下手が遺伝子レベルで刻み込まれてるんじゃないの?」というほど整理整頓が苦手な人がいる。
そう!わたしです!!!!
家具をどう配置したら美しい部屋になるのか想像もつかず、正解が分からない。
しっくり来る自分の部屋を作り出せたことがないわたしにとって、憧れが詰まった場所がある。

 

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北欧・スウェーデンの家具販売店「イケア」だ。
ただの家具屋と思うなかれ!イケアに行けば1日楽しい!
まるでテーマパークと見まごうような、どでかくて楽しい空間をIKEA鶴浜で紐解いていきたい。

 

1. 妄想膨らむショールーム

イケアに入るとまず現れるのはショールームエリアだ。

 

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“ルームセット”と呼ばれる小部屋には、
「オシャレ大好き女の子の一人暮らし」
「わんぱくな双子の男の子がいる家族4人暮らし」など細かくコンセプトが決められている。

 

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これは「生まれたての赤ちゃんがいる家庭」の一室。
やさしいピンクの壁、白で統一する家具、飾られる写真。
脳裏に赤ちゃんが大事で仕方がない、幸せでいっぱいな家族が浮かぶ。

 

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「読書と言う趣味に捧ぐ部屋」。
夢すぎる……!
一面に本やDVDを置けるコレクションルームがある家に憧れのわたしには羨ましさで暴れ出しそうな部屋だ。
本好き親子が暮らす設定の部屋だということで、ここでもまた幸せな家族像が見られる。

 

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「宇宙に憧れるこどもの部屋」。
天井から吊るされる天体、秘密基地のようなベッド、宇宙のような壁紙。
今から子どもになってこの部屋に住みたい……!!
「この部屋の家具、全部でなんと80,000円以下!」という表示から
うっかりすれば実現可能である事実が余計に興奮を高める。

 

オシャレな部屋を見ることで湧き上がる「もっと自分の部屋のクオリィを上げたい」という向上心。
「こんな部屋に住んでみたい」「いつかは……」と、つい妄想に耽る……。
※ただし、自分の部屋の大きさや荷物の多さは思い出さないこととする。

 

2. 試せる家具で遊ぼう

実際に家具を触って試せるイケア。

 

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迷子になった子どもが子供用ベッドから発見されることもあるほど、自由な空間だ。
決して安くない、家具というお買いもの。
自分に合うか合わないかのチェックは必要不可欠!

 

最近「スペースを大事にする」という観点から、伸縮するベッドやテーブルが人気だそうだ。

 

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誰かが訪れた時だけ、2人掛けのテーブルを4人掛けにしたり
ソファをベッドにしたり、ベッドを2人用にしたりできる。
そんな人を呼びたくなるような家に、いつか、住むんだぁ……(妄想)。
※どんなにいい部屋に住んでも整頓していなければ人を呼べないことは考慮しないこととする。

 

3. 雑貨だらけのマーケットホール

ショールームエリアや家具コーナーを過ぎると現れるのが「マーケットホール」という雑貨売り場。
まずこのカートの量。

 

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圧倒的規模……!
イケアという世界に放り込まれたようなスケール感は、楽しいところのひとつだ。
ひとたび中へ突入すれば雑貨が辺りを埋める!

 

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人気のタッパー類。
キッチンツールはおうちオシャレ計画の第一弾としてもとっつきやすく、人気も高い。
テーブルライトや一度は憧れるオシャレなシャンデリアなどの照明家具や、
クッションやベッドカバーなどのテキスタイル(布製品)、

 

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生花や造花まで、
ちょっとずつ部屋をオシャレに変えてゆける素敵なグッズがいっぱい。
「こんな雑貨たちを活かせる部屋にしたい……!」という熱意を湧き上がらせてくれる。
ここを過ぎると、ビッグなスペース「セルフサービスエリア(倉庫)」に辿り着く。

 

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店の入り口から出口まで歩くと全長2kmにも及ぶというIKEA鶴浜。
中でもこのエリアは10mもの高さがあり、そこに在庫がぎっしり。
自分が小人にでもなったんじゃないかと思えるほどの空間だ。

 

4. おいしい北欧ごはん

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歩きすぎや悩みすぎでお腹が空いたら「イケアレストラン」へ。

 

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定番は伝統的なスウェーデンのミートボール(レギュラー8個/599円)。
付け合せのリンゴンベリージャムと一緒に食べると甘さと酸味とお肉の絶妙なハーモニー。

 

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「ベリーベリーチーズケーキ(359円)」「アーモンドケーキ(199円)」などスイーツも充実。

 

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電源ケーブル付のカウンター席や子どもが遊んでいるのを見ながらご飯が食べられるファミリーシートもあって、
ここでもまたゆっくり落ち着けえしまう恐ろしい仕様だった。

 

5. おうち革命

「もっとベランダを楽しもう!」というイケアに釣られて、
荒れ果てた我が家のベランダを改革したい欲に駆られたわたし。
一念発起し、ベランダをお掃除。
枯れたまま放置していたバジルの鉢植えも撤去し、
イケアで買ってきたフロアデッキを敷いて、同じ過ちを繰り返さないように造花を置いた。

 

RUNNEN/ルッネン フロアデッキ 屋外用 2,499円/9ピース

FEJKA/人工観葉植物、オレガノ 349円

BINTJE/鉢カバー、亜鉛メッキ 49円

 

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すごくいいじゃない……!!!
窓を開けるたび憂鬱になるベランダから大変身。
いちいちサンダルを履かなくても歩き回れるようになり、おかげで洗濯ものを干すのも楽しい!

 

素敵な部屋に住むということは、毎日をもっと幸せにするということ……。
片付けが下手なら、収納しやすい環境をつくる。
掃除がしたくなるような部屋をつくる。
そんな熱意と夢と希望を与えてくれるテーマパーク・イケアで過ごす時間は
最高の休日だった。

 

 

『IKEA鶴浜』
http://www.ikea.com/jp/ja/store/tsuruhama
JR大阪駅、大阪市営地下鉄ドーム前千代崎駅、JR大正駅、JR難波駅付近から毎日運行するバスが便利。

 

イケアは全国9店舗(+今秋、愛知県の長久手にオープン予定)
8月24日(木)から年に一度のIKEAカタログの配布が開始!
各ストア、WEBでチェック!
http://www.ikea.com/jp/

 

※掲載している価格は、2017年8月23日現在のものです。

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