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皆様、こんにちは!はちみつ姉妹です。今、私はニュージーランドに来ています。南半球に位置するこの国の季節は夏。養蜂も今が正に時期なんです。そこで今回は、私達姉妹の大好きなニュージーランドのはちみつのご紹介をしたいと思います。

 

ニュージーランドと言えば、”マヌカハニー”がなんといっても有名ですが、実は素晴らしいはちみつが他にもたくさんあるんですよ。

 

1つ目は、世界中で最も多くの人に食べられていると言われているクローバーはちみつ。私たちのオススメは透明のとろとろとしたクローバーはちみつではなく、クリーム状のものです。子供からお年寄りの方まで幅広く愛用できて、デイリーハニーとして最適なこのはちみつ。舌触りが非常に滑らかで、爽やかな味わいながらその独特な深みとまろやかさが人々の舌を魅了し続けるのだと思います。

 

その昔、クローバーはちみつはマヌカハニーよりはるか高値で売買されていたらしいのです。マヌカハニーは味に癖があり、食べにくい。こんな不味いものは私達人間の食べ物にならない。ということで牛や豚のエサだった時代がありました。そのころクローバーはちみつは非常に美味しい高価なはちみつだったようです。中でもここニュージーランド産のクローバーはちみつは非常に美味しいので是非一度お試しくださいませ。

 

2つ目はアカロアという土地で採蜜されたアカロアはちみつです。アカロアは、クライストチャーチから車で約1時間30分ほど離れた小さな港町です。途中、かなり曲がりくねった道を進むことになりますが、ルート上の景色の良さは有名です。フランス系移民が開拓したニュージーランド唯一の街なので、今でも通りやお店に多くのフランス語が残されています。また、町並みがどことなくフランスっぽくて可愛らしいんですよね。

 

そんなアカロアで採れたはちみつは、味も他のニュージーランド産はちみつとは少々違います。透明のとろとろしたはちみつとクリーム状のはちみつの2種類ありますが、どちらもアカロア一帯に咲く花々から採れた百花蜜です。

 

1つは少し黄色みがかった透明のはちみつでこのはちみつが美味!今まで食べた中で最も美味しいはちみつ間違い無しです。爽やかな柑橘系の味わいで後味がスッキリしていて、いつまでも口の中に残らない。白い色のチーズやトーストとの相性が抜群なんです。私がミツバチだったら絶対にこの蜜を吸いに行きたいと思う美味しさです。もう1つは乳白色のクリーム状になったはちみつ。同じ地域で採れているにも関わらず、蜜源が違うとこうも味に違いが生まれるのかと改めて感じます。クリーミーでまろやかで優しい甘味。このはちみつそのものが単体でデザートになる!そんなはちみつです。

 

3つ目はブルーボレジはちみつです。ブルーボレジは、ヨーロッパからの入植者によりニュージーランドに持ち込まれたハーブだそうです。ブルーというよりは鮮やかな青紫色とも言えるこのお花は、縦に小さいお花を咲かせるなんとも可愛いお花です。

 

古代ギリシャ人の時代、気分や精神を高揚させる効果があると広く信じられていたこのハーブは、人間の副腎を刺激してアドレナリンの分泌を促進することが近代の研究で判明。このはちみつの使い方の幅が広がったことも間違い無し!ブルーボレジの花や葉がストレスへの強壮剤や咳止めシロップとして伝統的に使用されてきた背景を持っているので、ブルーボレジはちみつを白湯に溶いて飲むのもいいですね。ハーブの風味はそのままに甘さがしっかりとしていてスーッとします。

 

いかがでしたでしょうか?アカロアのはちみつ以外は日本でも手に入れることが出来ますので、是非一度お試しください!そして、アカロアはちみつは今回もたくさん購入して帰りますので、また是非セミナーなどでティスティングにご用意したいと思っています。皆様、お楽しみに!

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