桐谷美玲 最注目美女の原点「JSなのにルーズソックスを…」
「物心ついたときから、とにかく人見知りでした。自分のおじいちゃんおばあちゃんにも緊張しちゃうくらい(笑)」と話すのは、いまや映画・ドラマに引っ張りだこの女優となり、モデルとして圧倒的な支持を集め、多くのCMに出演し、ニュースキャスターを務めている桐谷美玲(22)。
シャイで引っ込み思案な女のコだったという彼女。幼稚園のころは、おままごとが大好き。小学校に上がると、当時流行っていた一輪車やローラーブレードなど、外で遊ぶようになったが、それでも仲がいい友達としか遊ばないコだったという。そんな彼女に最初の転機が訪れたのは、小学5年の時。3年間、大阪に引っ越すことになったのだ。
「不安でしたけど、大阪のコってオープンなんで、すぐ受け入れてくれて。わたしも関西のノリが好きで、殻が破れて、人見知りがすこし改善されました。オシャレにも目覚めてメークしたり、自分が気に入る洋服を見つけるまでいろいろなお店を回ったり。ルーズソックスが流行っていたから、小学生なのに友達みんなで履いていましたね」
しかし、グイグイと先頭を切るタイプではなかった。千葉に戻り現在の事務所にスカウトされても「なんでわたしが!?」と驚くばかり。好きだった堀北真希の事務所ということで話を聞くことにしたが、やると決めるまで半年ほど悩み、ゆっくりと芸能界の門をくぐったという。
「最初は画面に映るのも恥ずかしかったんですよ。モデルになれた『Seventeen』の現場でも、『笑って』って言われても顔が引きつっちゃうしポージングもできない。制服とジャージがあれば過ごせる環境にいたので、雑誌で紹介できる私服も持ってなかったですし。そういう戸惑いがあったので、周りにも仕事のことは知られたくなかったです」
現在、表現することに惹かれはじめたという彼女。どんな女優になっていくのか。今後の彼女から目が離せない。