(写真/AFLO)
NHK杯の激闘をよそに、横浜でひとり黙々と練習に励んでいた小塚崇彦(26)。今季は、左足首腱鞘炎で中国杯を欠場。ロシア杯には出場したものの、9位と振るわなかった。
「小塚選手にとって最後の望みは、年末の全日本選手権のみ。来年3月の世界選手権の出場権をかけて、最高の結果を出すしかありません。しかし出場枠は2枠しかないため、羽生選手や台頭してきた若手選手を制して優勝するしかない“崖っぷち”です」(フィギュア関係者)
ひたひたと押し寄せる新世代の波に、小塚は焦りを募らせているという。かつて“フィギュア界のサラブレッド”と呼ばれた小塚も、今シーズンは見せ場のない日々。そんな彼に、厳しい宣告が――。
「中国杯の棄権が発表された直後の11月上旬のことでした。小塚選手のもとを連盟関係者が訪れたそうです。表向きは左足首腱鞘炎の状況を見に来たとのことですが、この担当者はそこで彼に『君は指導者に向いている』『最近は解説者になる人も多いけど、それもいいかもね』などと語ったそうです。つまり、転向を暗に勧める事実上の“引退勧告”でした」(前出・フィギュア関係者)
だが、小塚は非情な“引退勧告”を、キッパリと拒否したという。
「連盟関係者が“将来の連盟幹部入り”もちらつかせるなか、彼は『不完全燃焼のまま終わりたくない!』と現役続行を訴えたようです。小塚選手は、7月下旬にフジテレビの大島由香里アナ(31)と婚約しました。彼女に『世界の舞台でもう一度輝く姿を見せたい!』という思いもあるのでしょうね」(別のフィギュア関係者)
婚約から4カ月、最愛の人のためにも、小塚は必死でもがいている――。
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