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(写真・AFLO)

「もしメダル獲得となれば、1920年に開催されたアントワープ五輪銀メダリスト・熊谷一弥さん以来の快挙です!」(スポーツ紙記者)

 

8月のリオ五輪に向けて、錦織圭(26)が動き出した。これから全豪、全仏、ウィンブルドンなどの大舞台が目白押しだが、世界ランク8位の彼はすでに代表入りが確実視されているという。

 

08年の北京五輪、12年のロンドン五輪と過去2度の五輪に挑んできたが、いずれも敗退している錦織。だが今回は「メダルを狙える位置にいたい」と意気込むなど、96年ぶり快挙に並々ならぬ意欲をうかがわせているのだ。

 

そんな錦織の背中を後押しするような情報が飛び込んできた! テニス関係者がこう明かす。

 

「今回の五輪は錦織選手にとって大チャンス。実は、世界ランク1位から6位の選手全員が五輪への“参加見送り”を検討しているそうなんです。トッププレイヤーとなれば年収は数十億円にものぼり、多くのスポンサーを抱えています。そうしたクライアントとの契約で縛られており、五輪でケガでもすれば一大事ですからね。“わざわざリスクを負ってまで出場するメリットがあまりない”と判断しているようです」

 

つまり世界ランク1位のジョコビッチ(28)や3位のフェデラー(34)などの強力なライバルたちも、今回の五輪には出場しない可能性が高まっているのだ。

 

だが、多くのスポンサーを抱えているのは錦織も同じはず。それでも錦織が五輪へ意欲を燃やしているのには理由があった。

 

「日本にとって、五輪メダル獲得は悲願。そのため、日本は国を挙げて錦織選手をバックアップしてきた形になります。つまり、今さらその援助や期待を反故にすることはできないのです。もちろん、錦織選手自身も“3度目の正直”となる今回の五輪は重要です。大会成績も申し分ありませんし、JOCでは『メダル獲得確率50%は固いのではないか』と分析しているそうですよ」(スポーツ紙記者)

 

さらには、20年の東京五輪についても意欲を見せている錦織。まずは8月のリオ五輪で“エアK旋風”を巻き起こしてほしい!

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