(写真・AFLO)
「石川選手と柳田選手、2人のスペシャルインタビューが掲載された15年11月号は、近年にない売れ行きで、急いで増刷したんです。書店さんからも問い合わせが殺到した“幻の号”になりました」
そう語るのは、『月刊バレーボール』(日本文化出版)編集部の大森裕子さんだ。
5月28日から男子バレーボール・世界最終予選兼アジア予選がスタートした。リオデジャネイロ五輪出場をかけた闘いとなるが、予選の前売り券も完売という注目ぶり。イケメンぞろいという今回の日本代表で“ツートップ”を務めるのが、石川祐希選手(20)と柳田将洋選手(23)だ。
『月刊バレーボール』では15年12月号から「今月のいしかわ君 やなぎだ君」という連載もスタートしている。担当である大森さんは言う。
「2人の人気が高いのはもちろんですが、ファンの声などを読むと、2人をセットで応援している人が多かったのです。『2人がハイタッチしているところが好き』といったファンも多くて、2人のことを『石柳』なんて呼んでいるんですよ」
そんな“石柳”は、実は母親同士も“ママ友”なのだという。石川の母・みどりさんはこう語る。
「中学時代から、祐希は3歳年上の柳田さんのプレーを目標にしていたんです。毎日ビデオで彼の試合を見ていたので、私もつられて見ていたらカッコよくて。顔は祐希より柳田さんのほうが好きですね(笑)。柳田さんの弟さんが、祐希と同じ中央大学に入ってきたので、お母さんともよく一緒に応援しています」
家族ぐるみの付き合いが、“石柳”の抜群のチームワークを生みだしているようだ。
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