「彼は、とにかくストイックな男ですよ。練習後、チームメイトに夕食に誘われても、『お酒、飲むんですか?』と聞き返して、もし『飲むよ』と言われたら、断って合宿所の自室にさっさと帰って閉じこもってしまうそうです」(球団関係者)
こんな私生活を送っているのは、プロ野球・北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手(22)。
入団4年目の今年は、投手と打者の「二刀流」も進化。打っては打率3割以上、本塁打22本を放ち、投げては日本プロ野球界の最速記録、165キロをマークした。米大リーグからも熱い視線を送られる「異次元の才能」への注目度は高まるばかりだ。
「大谷が日本ハムに入団して以来の契約金と年俸を合計すると、4億5千万円くらいになります。現在CM契約を結んでいるスポンサーは5社。1社あたりの契約料は、推定3千万円程度だとして全部で1億5千万円の収入になります。あまりお金は使っていないようですから、5億円は優に超える貯金があるはずですよ」(スポーツ紙・日本ハム担当記者)
大金を貯め込んでいる大谷だが、お金の管理はどうなっているのだろう。
「収入のすべては岩手県奥州市に住む、ご両親が管理していると聞いています。4年前に社会人になりましたが、いまだに『お小遣い制』で、両親から毎月10万円ほど振り込まれているようです。それも自分の食費とトレーニング代、サプリメント代に使うぐらいで、月末にはお金が余ってしまうそうです」(前出・日ハム担当記者)
ファッションに関しては、イベント等でパリッとしたスーツ姿を披露しているが……。
「お金は実家が出しているようですが、私服は彼のお姉さんがコーディネートしています。肩幅や腕の長さなど、サイズに関しても定期的にお姉さんに報告していて、なにかあるときは、実家に住む彼女が駆けつけて、TPOに合わせた私服を選んでくれています」(前出・日ハム担当記者)
家族に見守られて夜遊びもせず、トレーニングに励み、着実に成長してきた大谷が目指すものとは――。
「一刻も早く世界最高峰のメジャーでプレーすることです。メジャー関係者の評価では、年俸は、ヤンキース・田中将大の『7年で161億円』が最低ラインで、それ以上と言われています」(現地球界関係者)
気になる米球界入りのタイミングはいつになるのだろうか。
「日本シリーズで自身が大活躍してチームが日本一になり、侍ジャパンの一員として来年3月のWBCでも優勝したら、すぐにでも米国行き決定、ということになるかもしれませんね」(前出・現地球界関係者)
日本プロ野球界の至宝が海外に流出するのは寂しいが、ファンとしては、彼が世界で躍動するシーンを早く見てみたい。