今年もイルミネーションシーズン到来!毎年進化を遂げている美しいイルミネーションを見るなら、写真にも残しておきたいもの。でもなかなかうまく撮れない……。そこで夜景評論家の丸々もとお氏さんに撮影の極意を聞いた。

 

【1】奥行あるフレームワーク

手前は暗く、奥が明るくなるような構図をつくること。夜空とイルミネーションを2対1の割合で入れるとキレイに撮れます。

 

【2】色彩を対照的に

撮りたいイルミネーションが寒色なら手前に対照的な暖色のイルミネーションを入れて撮るとさらにキレイな写真になります。

 

【3】反射面を取り入れる

池や窓ガラスなど光を反射するものが近くにある場合は、それも写り込むようにして撮ると幻想的な仕上がりになります。

 

【4】背景の変化を楽しもう

同じ場所でも時間帯によって背景の色や暗闇の度合いは変わるもの。そうした変化を撮影すると違った雰囲気を楽しめます。

 

【5】子供目線で違いを

場所によっては、子どもを楽しませるためのセッティングになっている場合も。地表1メートルから撮ると一味違う風景が撮れます。

 

【6】いきなり撮り始めないこと

まずはイルミネーションをしっかり見て楽しみ、その後で印象に残った場所に戻って撮影を。手当たり次第撮影するのはNG!

 

【7】手ブレ対策は欠かさずに

どれだけカメラが優れていても夜の撮影は必ずブレます。三脚や手すりを使ってカメラを固定すること。タイマー機能を使っても。

 

「写真を撮る本来の目的は、楽しんだイルミネーションを思い出として持ち帰ること。だから、まずは記憶に残すようにしっかり見て楽しんでください。その後で印象に残った場所に戻って撮影すればいい写真がとれますよ」(丸々さん)

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