STAP細胞現象で小保方晴子さんがメディアに登場したことから、一気に注目を集めた理系女子(リケジョ)。そこで、認知されつつあるリケジョをより理解するため、3人のリケジョたちに“結婚事情”をセキララに語ってもらった。
参加してくれたのは、井上綾子さん(仮名・36歳・大手メーカー勤務のシステム開発担当)、山本美沙さん(仮名・32歳・大手製薬会社勤務の研究員)、長谷川理香さん(仮名・22歳・国立大学理学部生命工学科4年生)の3人だ。
山本「両親から、結婚をせかされたりしないの?」
井上「孫の顔を見せてあげられないのは申し訳ないけど、両親には『代わりに老後の面倒は見るから』って言ってある。そのための貯金もしてる。高級老人ホームでもどんとこい(笑)」
長谷川「結婚はしたいな。ただ、結婚相手でも彼氏でも、正直、同級生とか研究室の先輩とかは興味ない。だって、それ以上世界がひろがらないでしょ。最近までつきあってたのは、バイト先の会社で知り合った、9歳上の起業家。彼とのつきあいは刺激があって楽しかった!次につきあう人も、人生経験が豊富で私の知らない世界を教えてくれる人がいいな」
井上「高望みしてると、結婚できなくなるよ〜」
山本「職場で男を探しても全然ダメだったから、最終手段で結婚相談所に登録したの。つきあったのは年収1千200万円、投資銀行勤務の人。でも、男としての魅力を感じられなかったんだよね。2人でタヒチ旅行に行ったときに、思い切って別れたいって切り出して別れたよ。最後に、『手切れ金』なんて冗談言って、パールのネックレスを買ってもらっちゃった」
井上&長谷川「やるな〜」
山本「結局、その後もピンとくる人がいなくて結婚相談所は退会。それに懲りて、婚活をやめた途端に社内でいい出会いがあって、結婚したんだけどね。披露宴には、学生時代の元カレ2人も招待したよ」
井上「結局、理系ってみんな狭い世界で、つきあい、別れを繰り返しているから、結婚式で、夫婦の元カレ、元カノが勢揃いっていうのも珍しくないよ。この前も、元カレの結婚披露宴に参加したら、隣に座ったのが、もう1人の元カノ。二次会で、彼とのエッチについて話して盛り上がっちゃった。みんな過去は過去って感じで、割りとあっけらかんとしてる」
長谷川「修羅場みたいなドロドロした話も聞かないね。遊ぶにしても、自分の責任のとれる範囲でやるコが多いから」
山本「うん。奪い合い、二股とか、一部のコはやってはいるんだけど、最終的にみんなうまくカタをつけている。論理的で破たんのない恋愛はリケジョだからこそかもね」