「私大の雄」といわれる早稲田大学と慶應大学。六大学野球の早慶戦で知られるライバル同士だ。六大学野球が終わったいま、本誌は「セックス早慶戦」を独自に緊急アンケート。慶應OBは171人、早稲田OBは280人から回答を得た。すると、「現在不倫中」と答えた慶應OBは10.5%で、早稲田OBの2倍を記録。早大出身の心理カウンセラー・山田耕治氏が話す。
「家族に対し、いい格好の自分ばかりを見せようとすると、必ず無理が祟ります。早稲田はすべてをさらけ出すのに対し、慶應は弱い部分を隠してしまいがち。心の隙間を埋めるため、不倫に走ってしまう傾向があるのでしょう」
数百万円の入会金を払うことで、割り切った男女関係を提供してくれる都内の超有名デートクラブには現在、慶應閥の顧客が急速に増えているという。
「とくに最近景気がいい外資系金融機関幹部の慶應OBが多い。しかも、同僚や後輩など数人と連れだって会員登録しに来てくれる」(クラブ代表)
女性の好みをハッキリ主張するのも慶應OBの特徴で、早稲田は『おまかせ』が多いそう。楽しみ方を含めVIPなお遊びは慶應OBの圧勝か。潤沢な資金を背景に女を手玉に取るイメージのある慶應だが、こんなOBの声も。
「『慶應ボーイ』のイメージって、中学、高校の内部生のこと。僕みたいな公立高校出身なんてランク的にかなり下がる。学内では彼女はできませんでした。内部生の女のコとつき合うと金がかかるから(苦笑)。初体験は20歳で地方出身のコ。今の妻も地方出身です」(45歳・文学部卒・サービス業)
ちなみに早慶とも「性の悩みがある」のは5割強で共通。上位TOP3も同じで、1.勃ちが悪くなった。2.性欲がなくなった。3.妻とのセックスに飽きた、だった。今回の調査で、驚くことに早稲田OBには4.6%もの童貞がいた。彼らの話を聞くと、セックスレスの続く“セカンド童貞”は多いようだ。だが、“都の西北”はこんな男ばかりではない。
「学生時代は数人だったけど、社会人になってから300人はヤッた」という金融マンの強者(41歳・政経学部卒)も。
「だいたい、1カ月で4人とヤッてますね。合コンで初対面のコをお持ち帰りすることもあれば、1年ぶりに会うセフレとヤることもある。年で計算すると、40人くらい。交際期間含めて10年一緒にいる妻とも、月2日はしていますよ。根っからのセックス好き(笑)」
さぞかしイケメンなのかと思いきや、ルックスはいたって普通だ。彼は高級店には行かないという。
「早稲田が気張って、スマートさに走ってはいけない。無理する必要はなく、“ありのままで”いい。安い店を“ディズニーランド”に変えるのは男の力量でしょう。いかに現場で女のコを楽しませるか。そのためにトーク番組を録画して繰り返し見て勉強しています」
セックスひとつとっても、両校の伝統は息づいていた――。
(週刊『FLASH』6月17日号)