宮内庁が、眞子さまと小室圭さんのご結婚に向けての行事を、再来年に延期すると発表したのは2月6日のこと。それから、すでに2カ月――。宮内庁関係者は、現在の秋篠宮家がおかれている状況をこう語る。
「秋篠宮家では眞子さまのご結婚以外にも、悠仁さまの進学先や、皇嗣となる秋篠宮さまを支える職員の確保など“懸案”が多く、このところ紀子さまがかなりピリピリされているという声も聞こえてきます」
眞子さまは、2月16日に秋篠宮ご夫妻とご一緒にドキュメンタリー映画を鑑賞されて以来1カ月半以上、外出されてのご公務がまったくない状態となっている。そんな中で眞子さまは、勤務先である「東京大学総合研究博物館」へは必ず、火、水、木の週3日間、出勤を続けられているという。
小室家の借金トラブルが報道された昨年12月12日以降、外出されることもままならず、秋篠宮邸でも険しい空気が漂う中、研究室だけが“安息の場所”となっている眞子さま。孤独なお心の“癒し”になったのは、意外なものだった。
1月11日、まさにご結婚延期のご決断を迫られていたであろう時期、博物館の研究員が持ち回りで執筆するコラムに、「キノコ」のタイトルで文章を寄せられていたのだ。
100年以上前に作られた、キノコの蝋製模型について書かれたその一節――。
《あくまで個人的な感想だが、この写実的なキノコ模型、見て美しいとは感じるものの、美味しそうと感じないのが不思議である。もっとも、本模型はすべて毒キノコとのことである》
見た目が美しくても、はたして中身は……。これは、あくまでキノコの模型についての記述であるが、眞子さまのいまの複雑な胸中があらわれているようにも思える。
お出ましが激減されている眞子さまも、4月以降は重要なご公務が控えている。
「4月13日には、秋篠宮邸でブータン国王夫妻とご面会の予定。4月下旬には、春の園遊会もあります。そして7月にはブラジルご訪問が決まっています」(前出・皇室担当記者)
5年前に眞子さまが記した留学体験記には、こんな一節がある。
《私のポリシーは「良い事も悲しい事も貴重な経験になると信じる」だ》
眞子さまなら、“憔悴の日々”を乗り越え、もう一度輝く笑顔を見せてくださるはずだ――。