ついに！ついに！ついに！ついに！ソーラークッカーのエコ作くんを使って、ケーキやクッキーが作れるようになりました！ 第18灯、第28灯、第53灯で、ソーラークッカーで作るお料理レシピをご紹介してきましたが、ついにお菓子のレシピをご紹介できる日がやってきました！ お日さま料理生活を始めてまだ一年も経ちませんが、わたしとエコ作が織りなすこの猛スピードの進化は、もはや誰にも止めることはできないでしょう（笑）
お日さま料理は、ガスでも電氣でもなし得ない、独特の旨みや甘みがギュッと詰まったお料理が作れますが、お菓子もやはり驚くほどの美味しさとなります。太陽という天の美しい光だからこそなせる技だと改めて感じました。今灯は、卵、乳製品、砂糖を使わずに、簡単で美味しくてヘルシーなお日さまスイーツの作り方をご紹介します♪
●お日さまオートミールクッキー●
材料を混ぜて、クッキーの形に整えて、ソーラークッカーで15分太陽光を浴びてもらうだけで、しっとりさくさくの美味しいクッキーができます！砂糖なしでも甘くて美味しくなります！あまりにも美味しいので、成功して以来ほぼ毎日作って食べているくらいオススメです！
＜材料＞
オートミール 4分の1カップ
小麦粉 4分の1カップ
重曹 ひとつまみ
アーモンドやクルミなどお好きなナッツを砕いたもの 大さじ1
レーズンやクランベリーなどお好きなドライフルーツ 大さじ1
ココナッツオイル 50ml
デーツシロップ（メープルシロップやアガベシロップでもOK） 大さじ1
＜作り方＞
①ボウルにココナッツオイルとデーツシロップを入れてよく混ぜます。
②そこに、オートミール、砕いたナッツやドライフルーツを加えて混ぜます。
③最後に、小麦粉と重曹を入れてよく混ぜて、生地の完成です。
④生地を直径3㎝ほどに丸めて、アルミホイルに乗せていきます。
⑤クッキーの上にアルミホイルが被らないようにして、筒に入れます。
⑥取りだしやすいように、アルミホイルの先を尖らせておきます。
⑦横向きにしたまま反射板にセットして、10分～15分太陽光を浴びてもらいます。
⑧筒から取り出して完成！
アルミホイルの代わりにクッキングシートを使ったら、高温でボロボロになってしまったので、アルミホイルをおすすめします。雲ひとつない昼間のピーカン状態の太陽の下では、10分ほどですぐに出来上がります。ちなみに夕陽の場合は40分かかりました。ピーカンの下で30分焼いてみたら、真っ黒でカチカチの炭化したカタマリに大変身して「お釈迦」となってしまいましたので（笑）、10分～15分を目安にするとよいと思います！ ココア味やバニラ味など、味や材料を変えてお好きなクッキー生地を作って色々試してみてくださいね♪
●お日さまキャロットケーキ●
「第13灯 電氣富豪の日の定番！炊飯器でつくるおやつレシピ」でご紹介した、炊飯器でつくるキャロットケーキのソーラークッカーバージョンです。ソーラークッカーで作る方がより甘みが増して、しっとり感も絶妙で、とにかく美味しいです！同じ材料にも関わらず、電氣と太陽ではこんなにも仕上がり具合と味の美味しさが変わることに驚きです！
＜作り方＞
①第13灯でご紹介している生地の作り方に沿って、全ての材料を半分の量にして作ってください。
②生地ができたらアルミホイルカップに適量を入れて、筒に入るように形を長方形にします。
③形が崩れないように優しく持って、ひとつひとつ筒に入れていきます。
④横向きにセットしたまま反射板にセットして、45分間太陽光を浴びてもらいます。
⑤筒から取り出して完成！
オートミールクッキーもキャロットケーキも、口に入れた瞬間に「なにこれ～?! 美味しい～!!!」と思わず叫んでしまいました（笑）太陽の高いエネルギーがカラダ中を勢いよく巡って、パワーが漲る感覚があります。ソーラークッカーで沸かしたお湯は、電氣ポットやガスとやかんで沸かしたお湯とは全く違い、まろやかで甘いお湯になることも不思議です。
以前わが家で開催したオフグリッドセミナーに参加してくださったお母さんと小学生のお嬢さんの親子がいらっしゃるのですが、そのときにソーラークッカーを気に入られて、お嬢さんのお誕生日にプレゼントされました。火で沸かしたお湯とお日さまで沸かしたお湯の二つのお湯でハーブティを淹れて、お嬢さんご本人にはどちらがどちらか分からないようにして飲み比べてみたところ、たった一口飲んだだけで、「こっちがお日さまのお湯！」と見事に当てられたそうです。
個人的には、電氣ケトルで沸かしたお湯が一番まずく、ガスで沸かしたお湯は普通で、お日さまで沸かしたお湯が一番美味しく感じます。ぜひみなさんも電氣、ガス、太陽で食べ比べ飲み比べしてみてください♪ 自然なものほど美味しく、幸せな感覚をもたらしてくれることを実感されると思います！
