初夢はなぜ重視されるのか?夢分析専門家が語る納得の理由
「なかなか妊娠できずに悩んでいた女性が、数年前に亡くなった祖母が赤ちゃんを抱いている初夢を見たそうなんです。そうしたら、その年、赤ちゃんを授かって……」
と話すのは、『とくダネ!』(フジテレビ系)の血液型選手権監修の占星術研究家・御瀧政子さん。さまざまな分野の占いに精通する御瀧さんだが、なかでも夢分析には定評がある。
「夢分析は人が見聞きし経験した膨大なデータを、脳が睡眠中に整理する過程で見るもの。そこにその人なりのインスピレーションなどが溶け合ってくるため、夢の内容でいまの精神状態や将来のことがわかってくるのです」
なかでも有名な夢分析が「元旦に見る初夢」だ。昔から、初夢はその年を占うものとして重視されてきた。そこには、その人の新たな1年を象徴する内容が多いのだという。
「新年になったことで、無意識にいま抱えている悩みや問題をリセットしたい、解決のための糸口を求めたい気持ちが働きます。それが、夢の中に現れるんです」
なんでこんな夢を見るのか、さっぱりわからない。そんな初夢にも、あなたの深層心理に潜む願望が現れているようだ――。
(別冊女性自身 開運本 2013年1月10日号)
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