韓国でもっとも息の合った最高の俳優コンビは?
かつて韓国のポータルサイトがこんなアンケートを実施したところ、圧倒的な支持を受けて1位となったのが、12月に東京ドームで開かれる『韓流フォーカード』に出演するチャン・ドンゴン(37)とウォンビン(32)のコンビ。
「2人の交流は12年に及びます。戦争映画『ブラザーフッド』で兄弟役を演じた2人は観客から『本当の兄弟なのでは?』との声が上がるほど息の合った演技を見せました。
当時の2人はペアルックと誤解されるほど服装までそっくりでドンゴン自身も、『長い撮影を通じてウォンビンとの間に愛情が芽生えました(笑)』と語っていたほどです」(韓国・映画関係者)
そこで今週の「韓ナビ!」は、韓国芸能界の“名相棒”物語を一挙ご紹介!
まずは、前出『ブラザーフッド』の撮影秘話から——。
「屋外ロケ時、『ドンゴンが冷え切ったおにぎりを手で温めてウォンビンに食べさせた』という逸話はあまりに有名」
とは、前出の映画関係者。
「クランクイン直前の3日間の合宿では、あえて相部屋を使い、寝食を共にしながら信頼関係を築いたそうです」
結果、『ブラザーフッド』は観客動員数1千万人を超える歴代3位の大ヒットとなった。
続いては、昨年公開の映画『映画は映画だ』で初共演した、ソ・ジソブ(32)とカン・ジファン(32)。
「ジソブ自身も、『彼(ジファン)とは性格も演技スタイルも正反対』と言うだけに、当初はキャスティングに疑問の声も上がりました。ジファンもジソブへのライバル心を明らかにしていて、作品自体の前評判もイマイチでしたね」(韓国・女性誌記者)
ところが蓋を開けてみれば観客動員数100万人のヒット。
「映画初出演のジファンは、ジソブと2度目の対面の際、高麗人参をプレゼントして、『一緒にいい作品を作ろう』と彼の懐ろに飛び込みました。
ふだん無口なジソブは、陽気なジファンとたちまち意気投合。笑顔を見せることも多くなり、関係者を驚かせました」(韓国・スポーツ紙記者)
対照的な2人の性格は演技にも反映され、「強烈な個性のぶつかり合いが功を奏した作品」として高い評価を受けた。
今冬の結婚後には一緒の入隊を希望!
今月2日、2歳年下の大学院生と“できちゃった婚”を発表したチョ・ハンソン(28)は、カン・ドンウォン(28)と映画『オオカミの誘惑』で共演。こちらも、観客動員数250万人の大ヒットとなった。
「ハンソンのワイルドな魅力と、ドンウォンの甘い雰囲気、2人の個性が見事に引き出された作品でした。
もともと2人は親友で一緒にサッカーをしたり、テレビゲームをする仲。この映画にキャスティングされた際はお互いに『お前が出るなら』と言って引き受けたそうです。
’07年ごろにはあまりの仲のよさに韓国芸能界でも交際説が浮上。ハンソンはクラブに通って『僕は女性好きで、“その気はない”』ことをテレビ番組でもアピールしていました」(前出・女性誌記者)
来年1月の挙式後に軍へ入隊予定のハンソンは、会見で「ドンウォンと一緒に入隊したい」と、“相棒”との軍隊生活を希望しているそうだ。
ヨン様(37)は、『冬のソナタ』の共演で親交を深めたリュ・スンス(38)を、主演映画『四月の雪』に大抜擢。
「2人はプライベートでも『シングルス』という親睦会を結成するほどの仲です。
映画『四月の雪』では、互いの演技をチェックするなど撮影現場でも名コンビぶりを見せていました。ヨン様がオフの日は、仕事に行くスンスを愛車で送ることもあるそうです」(前出・スポーツ紙記者)
あるトーク番組でスンスは、
「自己管理に厳しいヨンジュンさんは、私の不規則な生活を正すべく、毎朝モーニングコールをしてくるんです。電話に出ると、『早く起きて運動しろ!』と怒られるので、ノイローゼになりそうでした(笑)」と語っている。
チョン・ウソン(36)との共演で魅力が開花したといわれたのがイ・ジョンジェ(36)。映画『太陽はない』での初共演以降、親交10年の2人の相性のよさは「韓国芸能界屈指」といわれるように。
前出の映画関係者が語る。
「初共演の映画では、洗練された印象のウソンと、“アウトロー”の雰囲気が漂うジョンジェのキャラクターが絶妙にマッチし、大きな反響を呼びました。それまでジョンジェのファンは男性が多かったのですが、この映画への出演がきっかけで女性にも注目される俳優になりました」
その後、プライベートでも大の親友となった2人は、衣料品会社を共同経営するなど、二人三脚でビジネスの世界にも進出。現在は、食品会社のCMに2人そろって出演中だ。
「ウソンは来年、映画監督デビューする意向を明らかにしており、製作費を抑えるために、親しい俳優を“友情出演”させる計画を立てています」(前出・スポーツ紙記者)
ウソンは韓国誌の取材に、
《主演はイ・ジョンジェ。もちろん彼にも“ノーギャラ”で出演してもらいます(笑)》と話しており、監督デビュー作では、気の置けない相棒との強力タッグが実現しそうだ。
現在放送中のKBSドラマ『アイリス』で、「韓国国家安全局」の特殊要員役としてイ・ビョンホン(39)と共演するのはチョン・ジュノ(39)。
「もともと仲のいい2人だけに、酒場での会話のシーンなどは、ふだんとほとんど変わらない雰囲気で撮影していたそうです」(前出・女性誌記者)
ビョンホンをたびたびネタにして笑いを取るジュノは、同ドラマの制作発表でも、
「ビョンホンさんは、(共演の)キム・テヒさん(29)に好意を抱いているようです」
と暴露するとビョンホンは、
「今日はジュノさんが来ると聞いて、いやな予感がしていたんです。新聞の一面を飾りたい気持ちはわかりますが、毎回ゴシップを捏造されるのは耐えられません(笑)」と切り返し、息の合った“掛け合い”で会場を沸かせた。
あうんの呼吸を見せる“名相棒”は公私共に一心同体!
ヨン様 HOT通信 『冬ソナ』アフレコに忍び寄る「新型インフル」流行の危機!
「新型インフルエンザは、韓国でも大流行中。韓流STARの間でも、緊急注意報が発令中です」(韓国紙記者)
イ・スンギ(22)はじめSTARも相次いで発症した。中堅俳優イ・グァンギ(40)の愛息ソッキュくん(享年7)は帰らぬ人になってしまった。
もちろんヨン様(37)も感染予防に努めていた。
「今はアニメ『冬のソナタ』のアフレコで週1〜2回、スタジオを訪れている生活ですが、仕事以外の外出はなるべく最小限にとどめています」
と、話すのは仕事関係者。
「実はヨンジュンさんの所属事務所が入っているビル内で新型インフル発症者が出たんです。事務所関係者は彼に『免疫力低下で感染の危険性が高いので、あまり外出しないように』と話しているそうです」
所属事務所は韓国紙の取材に対し、「自宅での軽い運動と適切な食事で、彼の健康を維持しています」と答えていた。
寒さが厳しいソウルの冬。ヨン様もくれぐれもご用心!