故パク・ヨンハさんとソ・ジソブのように、固い絆で結ばれた友人以上の強い信頼関係を韓国では「チョルチン」と呼ぶ。韓国芸能界で有名な7組をご紹介——
「ジソブさんは今でも、ヨンハさんに関する話には、いっさいノーコメントを貫いています。いまだ悲しみは癒ていないようです」(韓国紙記者)
パク・ヨンハさん(享年32)の葬儀のとき、大親友ソ・ジソブ(32)は、顔を泣き腫らして2日2晩、亡骸につきっきりだった。ジソブは当然のように、遺族に内緒で葬儀の費用を全額負担していた。
「2人は駆け出し時代から苦楽を共にした“戦友”です。家賃30万ウォン(約2万2千円)のボロアパートに一緒に暮らし、1杯のインスタント・ラーメンを分かち合ったほどの仲です」(同記者)
韓国語では、“無二の親友”を“チョルチン”と呼ぶ。
「チョルテ(絶対的な/ほかにない)・チング(友達)の略。
『あんなに仲のいい友達がほかにいるのだろうか。自分の友達にあそこまでしてあげられるだろうか。2人こそ、真のチョルチンだ』と韓国の芸能関係者の多くが口
をそろえていました。そのとき、チョルチンという言葉の響きが頭の中に残って、友達の意味を考えさせられました」(同記者)
奇しくも、ヨンハさんの死によって、2人の固い絆もクローズアップされる結果となってしまった。
そこで、今週の「韓ナビ!」では、芸能界の“チョルチン”7組をご紹介!
ソン・スンホン(33)&クォン・サンウ(34)も、ブレイク前からの付き合い。
「硬派なイメージのサンウさんもスンホンさんの前では、素顔をさらけ出して、お笑い系キャラになるんですよ」(韓流コメンテーターのソン・ユジュンさん)
相手を思っているからこそ、ときには厳しいことも言う。
「当て逃げ事故を起こしたサンウさんに対し、スンホンさんは毅然とした態度で、『お前、なにやってるんだよ!』と電話で叱り、諌めたそうです」(ソンさん)
団結力の強い東方神起のなかでも、ユチョン(24)&ジュンス(23)は特に絆が深い。
現在、ユチョンはドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』(KBS/8月30日から放映)ロケの真っ最中。
「8月1日、ジュンスさんが京畿道華城のロケ地へ陣中見舞いに駆けつけたんです。
ジュンスさんは鶏の丸焼きやローストチキンなど、鶏100羽分の食事を差し入れしたんですよ」(前出の記者)
その友達思いの行動に共演者の1人も、「新たな挑戦に努力しているユチョンのために、ジュンスの激励ぶりが伝わって、周囲の心も温まった」と高評価していたという。
トップ俳優として尊敬を集めるチャン・ドンゴン(38)は、芸能人野球チームでの活動などで交友関係は広い。
なかでもヒョンビン(27)とは、事務所の先輩後輩という関係を超えた“仲”に発展!
「ドンゴンさんは雲の上のような存在です。大スターでありながら、初対面の年下相手にも敬語を使うんです。恐縮してしまい、一定距離を置く俳優が多いなか、ヒョンビンさんは懐ろに飛び込んでいったんですよ」(ソンさん)
ドンゴン&コ・ソヨン(37)の挙式で、ヒョンビンは「ほかの誰よりもお祝いしたいです」と自分のことのように喜んでいた。
実は2人が結婚前に内緒で交際していたころ、カムフラージュのためにヒョンビンもデートに伴っていたという。
「友人俳優が新居訪問を控えているなか、ヒョンビンさんはよく遊びに行っているそうですよ」(ソンさん)
〝人間”インソンを知る高校の同級生俳優
映画版『Antique〜西洋骨董洋菓子店』(’08年)で共演もある、チュ・ジフン(28)&キム・ジェウク(27)は芸能界の同期で意気投合!
「プライベートでも、ほぼ毎日、“共演”しています。
仲は悪いんですけど、“ジフンさん”はしょっちゅう僕の家に遊びに来るんですよ(笑)。しつこいし……」
と、ジェウクは会見でジフンの軽口を言えるほどの仲。
「ジフンさんはコンビニでビールや焼酎、つまみを買っては、ジェウクさん宅を訪れ、2人で“家飲み”しているんですよ」(ソンさん)
兵役中のチョ・インソン(29)の親友は、韓国版『花より男子』(’09年KBS)でおかゆ屋の店長を演じたキム・ギバン(29)。
「2人は高校時代の同級生で“悪友”です。インソンさんのブレイク前には、よく一緒に合コンに参加していました。
いつもおいしいところを持っていくのは、甘いマスクでトークもうまいインソンさん。合コンでは永遠のライバルですね」(ソンさん)
インソンは高2のときに、モデルとして芸能界入りした。
「高校卒業後、2人は『MBCアカデミー』へ入学するために、一緒に願書を提出。ギバンもインソンの後を追うように、芸能界入りしました」(前出の記者)
昨年3月、東京&大阪でインソンの入隊直前ファン集会が開催された。そのとき、ギバンがサプライズ・ゲストとして、韓国から駆けつけた。
「本当にかっこいいヤツで、友達になりたくて僕から声をかけました」(ギバン)
「“人間”チョ・インソンを最も知っているヤツ」(インソン)と、トークショーで告白していた。
チャン・ヒョク(33)&チャ・テヒョン(34)は、“辰年クラブ”のメンバー。
「’76年生まれの芸能人で結成された会です。
2人は歌手キム・ジョングクさん(33)と並び、辰年クラブの、“三銃士”と呼ばれています」(前出の記者)
そんな2人も結婚。ヒョクには2歳と1歳の2人の男の子が、テヒョンにも2歳の男の子がいる。
「今でも、お互いの家を行き来して、家族ぐるみの付き合いをしているそうです」(ソンさん)
今では「イクメン」仲間として深い交流を続けているようだ。
韓流スターの男の友情は、真夏の太陽のようにアツい!
ヨン様 HOT通信 「日本の子供の未来の為に!」放送直前『24時間テレビ』舞台裏
8月28日午後6時30分から生放送の『24時間テレビ33愛は地球を救う』(日テレ系)に、今年もヨン様(37)が“ビデオレター”で出演する。
「内容は明かされていませんが、4月の来日時に慰問に訪れた、神奈川県立こども医療センターの映像も流されるようです」(韓国紙記者)
ヨン様は同病院や鹿児島市立病院をはじめ、日本の計8病院に新生児用の保育器を寄贈している。
『24時間テレビ』でその様子が初お披露目となるようだ。29日はちょうどヨン様の38歳のバースデー。
「日本の子どもたちの未来のためにひと肌脱ぎたい」
という思いが強く込められた“逆プレゼント”になるようだ。
「最近は表立った動きがないようですが、ドラマ『ドリームハイ』と並行して、チャリティの準備を進めているのでしょう」(前出の記者)
ヨン様から家族への逆サプライズも期待したい!