キム・ソナ独占インタビュー②包み隠さず語り尽くした「今の気持ち」

『アイドゥ・アイドゥ～素敵な靴は恋のはじまり』KNTV日本初放送

『キム・ソナのメリクリ☆女子会』開催記念最新独占インタビュー

キム・ソナが包み隠さず語り尽くした「今の気持ち」

「シンプルに好きな人といたい。シンプルイズベストです」

『アイドゥ・アイドゥ～素敵な靴は恋のはじまり』のヒロイン ファン・ジアンを演じ、女性像に新たな新境地を開いたキム・ソナ（37）。KNTVでの日本初放送を記念して行うクリスマスイベント『キム・ソナのメリクリ☆女子会』開催にあたり韓国・ソウルで独占インタビュー。今の気持ちをセキララに語ってもらいました！

Vol.3「そうですね、女性自身ですね（笑）」

－日本のファンは、キム・ソナさんがどんどん痩せて細くなっているのですごく心配していたんですよ。

キム・ソナ　今回は特になにもしてないんですよ。『女の香り』が終わってからは、これじゃ大変だって思って１日３食ちゃんと食べるようにしました。けれど消化されなくて消化剤をいまだに飲んでいるんです。通常の食生活になれるまで時間がかかると思うんですよ。でもお酒も飲んでいるし、ご飯はちゃんと食べるようにしています。

－でもそれでこれだけ細いのはすごいですよ。何もしてないのにこれは。

キム・ソナ　2010年は運動していたんです。2011年は役のために何もやってないんですよ。筋肉ついたらダメ、病気の役でしたからね。だからなにもやってないんです。それで今年また運動を始めようとしたら、食べていないし運動していないので体力がなくて、とりあえず今年は食べようって。でもお腹が出てきちゃって、３キロくらい太りました（笑）。

－男性は意外とポチャっとしている方も好きですけどね（笑）。

キム・ソナ　うん、それは自分の女じゃなかったらね。（笑）

－韓国の女性って細過ぎて、こちらが心配になるほどですよね。

キム・ソナ　うーん、韓国の人ってそういうのに関心持ちすぎなんですよ。マスコミとかがそういうのに注目しすぎているから。

－たしかに日本とは全然違いますね。

キム・ソナ　日本は、けっこうあれでもいいし、これでもいいしっていう、女性が自分の個性を出している感じがします。韓国はとりあえず痩せていなくちゃっていうのが一番っていう気がするんですよね。けれど、それ自体が良くない考えじゃないかなっていう気がします。私も『サムスン』の頃から痩せた太ったっていうそういう話しばっかりで。「どういう風に痩せたんですか？」「何されてるんですか？」とか。「何もやってないんですよ！だからなに？」みたいなやり取りばかり（笑）。『サムスン』から７年経って久しぶりに人に会うと「えー痩せたね。何したの？」とかこういうのを毎日毎日７年間。これがほんとにストレスなんですよ。

－それを聞かれ続けるっていうか、そうした役にずっとついてるっていうのはすごいと思いますけどね。

キム・ソナ　なにも考えてないからだと思いますよ。３、４年目くらいまではけっこう考えてたんですけど、それからはあまり考えていないんです。

－そう考えると今回の『アイドゥ・アイドゥ～素敵な靴は恋のはじまり』はキム・ソナさんのキャリアの中でどのような位置になりますか？私たちは、キム・ソナさんがまた新しい女性像を作れたと思うのですが。

キム・ソナ　そうですね、女性自身ですね（笑）。

－日本だと韓国で言われている“ゴールドミス”とか“プラチナミス”と呼ばれている女性のイメージがまだないと思うんです。こうした役をするにあたって、イメージしたものはあったんですか？

キム・ソナ　“ゴールドミス”という単語が私は個人的には好きじゃないんです。結婚に踏み込めない人、彼氏が欲しい人、彼氏ができない人とかいるじゃないですか。“ゴールドミス”とかそういう単語があるからこそじゃないかなと思うんです。韓国には元々あるんですけど、“老乙女”とか。“老”を頭につけて言葉を作るんです。それは元々ある言葉なんですけど、そういうところに社会のつくるストレスがあるんじゃないのかなって思います。“ゴールドミス”っていうのは、日本で言うと青山とか恵比寿とかでバリバリ仕事をしていて、ある程度地位がある人のことだと思うんですけれど、ファン・ジアンは彼氏がいない…別にそれは彼氏ができないからじゃなくって、仕事をやっていてあっという間に時間が過ぎちゃったんですよ。だから、「なんで私がそんな風に言われなきゃいけないの」って感じなんです。多分そういう人がいっぱいいると思うんです…まあ私もか（笑）。そんなふうに考えていること自体がストレスじゃないのかなって。閉経する年齢も下がってきていると言われているじゃないですか。それも精神的なストレスがあるからじゃないかなって思うんですね。特に日本は一人でなんでもできるようによく出来ている国だと思うんです。だから彼氏がいない人が70％というデーターも、それもありえるのかなって思います。コンビニとかラーメン屋とか、一人でも楽しめるものがいろいろあるじゃないですか。韓国には女性が一人で食事とかできるところがあんまりないんですよ。だからストレスを感じる女性が多くなってきているんじゃないかなと思います。

Vol.4「自分自身を愛することが大事だと思いますので楽しく一緒に生きていきましょう」

－でも女性はやっぱり一人よりカップルの方がいいですよね。

キム・ソナ　そりゃそうですよ～（笑）。あとは、めんどくさくなっているっていうのもあると思うんですよ。仕事で疲れているし、家に帰ってきてもご飯を炊くのも嫌だみたいな。そういうのもあるんじゃないかな。なくてもいいんだけど、あったほうがいい。例えば「キムチなしでどうやってラーメン食べるの？」みたいな。ラーメンだけ食べてもおいしいけど、キムチがあったら余計に美味しい。

－それを踏まえて今回の“ゴールドミス”をどう演じるというか、気をつけたんですか？

キム・ソナ　どんな役をやるときも必ず、その役の過去を考えるんですよ。その人がこういう風に生きてきたとか。そこですね。

－今回の役は靴のデザイナーでしたが、キム・ソナさんは靴へのこだわりはあるんですか？

キム・ソナ　普段は不便じゃない靴ですね。楽な方がいいんです。あとは、その日の気分です。

－作品中のような高いヒールを履くのはどういう時ですか？

キム・ソナ　実は私あんまりでかけないんですよ（笑）。けれど歩くのは好きなのでブーツとか。日本に行った時は１日中歩いていますから（笑）。

－キム・ソナと楽しむ素敵なクリスマスパーティー！『キム・ソナのメリクリ☆女子会〜素敵な靴は恋のはじまり〜』ではファンどのような交流をお考えですか？

キム・ソナ　まだわからないです（笑）。わからないのが答え。考えていてもその日のみなさんの調子をみて変わることもありますから。多分年齢が去年も10代から60代くらいまで幅広かったですからね。

－女性自身も企画に参加して言えて、我々はキム・ソナさんの秘密を暴いちゃおうかなと思っているんですが。

キム・ソナ　私の秘密ですか？（笑）

－キム・ソナさんは、いつもイベントを頑張りすぎですよ（笑）。

キム・ソナ　知らなかったんですよ（笑）。しゃべりすぎでしたね。最後はみなさんビックリされたみたいで、ファンのみなさんが「あんなの初めて！」と言ってくれました。

－僕は見ていて、ここまでやってくれるんだぁって感じでした（笑）。

キム・ソナ　昨年のイベントは、あんなふうにやってみたかったんですよ。みんなビックリしてるけど、もういいやって思われるくらいやってみたかったんです（笑）。

－次回の出演作品は決まっているんですか？

キム・ソナ　映画ですね。今までとはちょっと違う…雰囲気の変わる、ジャンル自体がちょっと違う感じです。これ以上はまだ言えないんです（笑）。

－またアクションもして欲しいですね、『恋の潜伏捜査』みたいな。

キム・ソナ　あれは大変だったんですよ。ちょっと怪我しちゃって、いまだに病院に行ってるくらいですから。

－それでは最後にファンの方にメッセージをお願いします。

キム・ソナ　３年連続でみなさんにお会いできることを本当に嬉しく思います。あと作品を好きって言ってくれて本当に嬉しいと思いますし、これからも応援していただきたいです。みなさん風邪には気をつけて健康第一で。自分自身を愛することが大事だと思いますので楽しく一緒に生きていきましょう。

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