前作から1年2ヶ月をへて、アジアNo.1野獣アイドルの「2PM」が、日本で4枚目となるアルバム『2PM
OF 2PM』をリリース。現在、全国アリーナツアー中の彼らは、同アルバムを引っ提げ、日本各地で熱狂のライブを繰り広げている。今回、女性自身は、ツアー中の彼らをグラビア撮り下ろし&独占インタビューを敢行。新作について、ツアーについて、そして、デビュー5年目に突入する今の心境について聞いた。
2PM 4TH Album『2PM OF 2PM』は、ソニー・ミュージックより発売中
初回生産限定盤A¥5,200
初回生産限定盤B¥4,400
通常盤¥3,200(すべて税込み)
2PM
ARENA TOUR 2015 “2PM OF 2PM”を開催中
5月7、8日は大阪城ホール、5月19~21日は横浜アリーナ、5月23〜25日は国立代々木競技場第一体育館、5月30、31日、北海道立総合体育センター 北海きたえーるにて開催。
——日本で4枚目のアルバム『2PM OF 2PM』が4月15日にリリースされました。まず、タイトルに込められた意味を教えてください。
チャンソン●これまでも、タイトルを通じて、2PMのカラーを表現してきました。今回のアルバム『2PM OF 2PM』は、今まで発表した作品のなかで、僕たちのことが最もよく表現されたアルバムだと思いますし、聴いているみなさんに、そのメッセージを伝えたいという思いで、このタイトルになりました。僕たちらしさを込めるという意味で、これまでも慎重にタイトルを決めてきて、そのとき、そのときのベストだと思うものを発表し、新作を出すたびに、それをグレードアップさせてきたわけです。コンサートにしても、アルバムにしても。毎回、最高のものだという考えで臨んできて、今回、今までのものをさらに凌駕するものを探していくうちにたどり着いたのが、このアルバムのタイトルだったんです。
——昨年リリースしたヒットシングル『ミダレテミナ』や『Guilty Love』などのダンスナンバーをはじめ、『春風 〜Good-bye
Again〜』といったミディアムバラードが収録されています。ずばり、聴きどころは?
チャンソン●今回のアルバムは、制作しながら、コンサートのとき、この曲はどう表現するか?
ということにとても比重を置いて作りました。みなさんは、「この曲は、コンサートでどんなふうに表現されるんだろう?」とイメージし、想像しながら聴いていただけると、より楽しめると思います。
——今回のアルバムは、それぞれのメンバーが作詞・作曲・プロデュースを行った楽曲が収録され、ソロ活動の成果がつまった1枚になっています。ソロワークがグループとしての楽曲制作に生かされていることについて、どのように思いますか?
ジュノ●ソロ活動を行うことで、僕自身、作品に対する責任感が増したように思います。これまでも、僕たちの世界観というものを、きちんと表現していこうと努めてきましたが、やはり、ソロを経験したことによって、グループ全体の絵を見ることができるようになりました。楽曲の構成についても、より深く考えるようになりましたし、制作における自分自身の関わり方も濃くなったような気がします。
Jun. K●ソロ活動というのは、音楽的にも、各メンバーの成長において、大いに役立っていると思います。僕の場合は、2PMのアルバムでプロデュースに関わるとき、メンバーそれぞれの個性というのが引き出されるように、ということをいつも心がけました。メンバーと一緒に、何度もレコーディングを行うことで、メンバーのカラーやボーカルがどういう特色、どういう曲に合うのか、ということをより深く知ることになりました。やはり、2PMとして一緒に長くやってきたことは、プロデュースにも役立っていると思います。
——そのアルバムを引っ提げ、現在、全国アリーナツアーを行っています。これまでのライブとココが違う! というところはありますか? どんな準備をしてきましたか?
ウヨン●毎回、ツアーを準備するたびに同じことを考えています。まず、ファンのみなさんはどんな曲が聞きたいだろうか? ファンのみなさんはどんなステージを見たいだろうか?
ということをいつも念頭に置いて準備するんです。メンバー同士、意見が同じこともあるし、たとえ異なる場合でも、それを調和しながら一緒に作っていきます。だからこそ、チームワークというものが、本当に重要だと思っていますし、今までは、それがうまくできてきたなあと思っています。
ニックン●今回のツアーは、より一層、準備をしっかりしましたよね。
ウヨン●僕たちなりにね。今回は、とくに、いろんなものがぎっしりと詰まった、内容が充実したものにしたいという思いを込めて努力してきました。今、僕が言っている言葉というのは、みなさんが実際に公演を見てもらえないと、たぶん理解していただけないんじゃないのかな。
——ソロステージもいろいろ準備してきたんでしょうか?
テギョン●僕のソロステージを見た方は、曲のタイトルでもあるチョコレートのようにあま~~い気持ちになれると思いますよ。
チャンソン●ツアーのいちばん大きな違いは、曲の構成、舞台の構成です。これが今までといちばん違うと思います。
——6人全員で日本全国を回るのも久しぶりだと思いますが、開催地となる名古屋、大阪、横浜、東京、北海道で、ぜひ、行ってみたいと思っている観光地や名所、楽しみにしているグルメはありますか?
チャンソン●個人的には、北海道に行くのが楽しみです。
ニックン●開催地じゃないけど、僕は神戸に行きたいです。神戸は、美味しいものがたくさんありますよね。開催地だったら、僕もチャンソンと一緒で北海道。美味しいものも多いし、景色が美しい。
チャンソン●北海道は冬がいいよねえ。
ジュノ●俺は名古屋でひつまぶしを食べたい。
チャンソン●あ~ひつまぶし。
テギョン●美味しいものを食べるのが、ツアーの楽しみです。名古屋ではひつまぶし、福岡では水炊き、大阪はニンニクラーメン、北海道ではスープカレー……それぞれの地域に行くたびに食べているものです。とくに、僕はひつまぶしが大好きで、一人に日本に遊びに来た時も食べにいったことがあります。今回、名古屋に行っても食べたいと思います。
——今回のツアー中に、日本デビュー5年目を迎えます。今の心境を教えてください。
Jun. K●僕たち、成長していきたいと思っているんですが、今のままでいたいと思う部分もあって。それは、今、僕たちは前にも増して話し合い、一緒に作っているという感覚があるんですね。お互いのことをより深く知るというか、そんなふうに変化してきているんです。そして一方で、それぞれの個人の活動を通して成長し、それがまた2PMとして合わさることで、シナジー効果を出していると思います。今の、このチームワークのよさをより一層強固にして、2PMとしてもっともっと成長していきたいと思っていますので、これからも応援してください。
テギョン●2PMを応援して下さるみなさん、ありがとうございます。お陰さまで、日本での活動も5年目になりました。今まで積み重ねた経験を生かし、またいつも新しいものに挑戦をしながら、いつまでも初心を忘れることなく頑張っていきたいです。
——お互いの意見を尊重し合えるようになったのは、年を取ったから?
Jun. K●年齢は関係ないですよ!
ニックン●年齢は数字にすぎません!
Jun. K●ちょっと疲れるときもありますけど、僕たちにはカフェインがありますから(笑)。
チャンソン●エナジードリンクとか(笑)。
ジュノ●まだ若いです。
——話し合うことが増えたということですね
Jun. K●僕はもともとおしゃべりで、いっぱい話していましたけどね。ふだんから冗談もいっぱい言うし(笑)。アイデア会議とか、みんなで意見交換というのが、2PMに対する意見というものを出し合うようになったんですよ。
ウヨン●以前は、単なるおしゃべりだったもんね(笑)。
チャンソン●そうです。でも、話す量は増えましたね。
Jun. K●未来に対してね。でも、僕たち話すとき、本当に真剣です。