「おじいさん、約束を守りました!」東方神起のユンホ(29)が空に向かって叫んだ。
東方神起は13日から2日間、韓国・ソウルオリンピック公園体操競技場で『TVXQ! SPECIAL LIVE TOUR – T1ST0RY – &…!』のアンコール公演を行い、計2万4000人を動員した。7月に入隊を控えるユンホにとって、入隊前最後のコンサートとなった14日の公演は、日本でも全国160カ所の劇場で中継された。
「この日、ユンホは泣きませんでした。もちろん、目を潤ませることはありましたが、涙は流さなかったんです。そしてサムズアップをして『おじいさん、約束を守りました!』と叫びました」(韓国音楽関係者)
“約束“とは、彼がデビュー前に亡き祖父と交わしたものだという。以前、韓国のトーク番組に出演したユンホはサムズアップの理由について語っていた。
「デビューが決まったとき、祖父の容態が急変しました。実家に帰ると、祖父が微笑みながら僕に親指をあげたんです」(ユンホ/’11年『強心臓』より)
しかし、孫のデビューする姿を見届けたいという祖父の願いは叶うことはなかった。ユンホは三日三晩泣き、そこで誓ったという。
「自分が考える最高の場所にたどり着いたら思いっきり泣くと決めた。僕がサムズアップをするのは、空にいる祖父との約束を守っているというサインなんです」(ユンホ/’11年『強心臓』より)
14日の公演で、別れを惜しみ、多くのファンが涙するなか、ユンホは「僕が泣くと思っているかもしれませんが、泣きません。さらに強くなって戻ってきたときに、わんわん泣きます」と力強く宣言した。
彼にとっての“最高の場所”は、約2年後に兵役を終えて再びファンの前に立つ、その瞬間。新たなステージに向かって、ユンホはすでに走り始めている――。