“偉業達成”MONSTA X　自分の魅力は「声、体、まゆげ」！

7人組ボーイズグループMONSTA X（モンスタエックス）の日本デビューシングル『HERO -Japanese ver.-』がオリコンのウィークリーチャートで2位を獲得（5月29日付）。2017年度、デビュー作品でTOP3入りしたのは、海外アーティストでは初の記録を達成した。

今月17日に発売された同曲は、2015年に韓国で発表した『HERO』の日本語バージョン。今回のリリースでは、初日26,425枚を売上げ、デイリーCDシングルランキングで2位にランクインした。

「オリコンデイリーで2位になれて本当にワクワクしています。これからもっと頑張りたいという気持ちになりました」。19日に行われた日本デビュー記者会見で喜びを語ったリーダーのショヌ（24）。ボーカルのミニョク（23）は、「日本での成績やチャートももちろん大切」と幸先のいいスタートに安堵しつつ、「日本の歌手のみなさんは長い間愛されていると聞いていますので、僕らも長い間愛されるアーティストになりたい」と宣言した。

MONSTA Xのメンバーは、リアリティサバイバル番組『NO.MERCY』でバトルに勝ち抜いた7人で結成された実力派グループ。2015年5月にデビュー曲『Trespass』でデビューをはたし、今や日韓に限らず、アメリカなどでも絶大な支持を集めている。2016年10月には『Fighter』がアメリカと日本のiTunesで1位を獲得。今後、6月の韓国公演を皮切りに、香港、シカゴ、ジャカルタなど4ヶ国9都市11公演のワールドツアーが決定している。会見の席で、ラッパーのジュホン（22）が「ショヌ兄さんの夢がワールドツアーをすることでした」と説明。「そのツアーをここまで一緒に汗を流してきた7人でまわることができて嬉しいです。僕たちの力を全部注ぎ込みたいと思います」と意気込みを語った。

一方、彼らを所属アーティスト1号に迎えた新レーベル「Mercury Tokyo」の代表は、「MONSTA Xのために作ったレーベルです。強烈なラップ、美しいボーカル、力強いパフォーマンスだけではない、それぞれのメンバーが個性的なキャラクターを持っています。MONSTA XをK-POPの枠を超えた日本ナンバーワンアーティストにしたいと思います」と挨拶した。

また、「日本で1日お休みをもらえるとしたら、何をしたい？」という質問に、等身大の若者らしい答えで会場の笑いを誘ったメンバー。

「ラーメンツアーをしてみたいです」（ジュホン）、「少し田舎のほうに行くとか、温泉も経験したいです」（ショヌ）、「僕は漫画やゲームが好きだから、秋葉原に行きたいです」（ミニョク）、「キレイな写真を撮りたいです。写真ツアー！」（キヒョン）、「街歩きをしたいです」（ヒョンウォン）、「日本の伝統的な衣装を着て、街や村のお祭りに参加してみたいです」（ウォノ）、「僕はうどんツアーです」（I.M）と、それぞれの希望を語った。

そして、これからの日本での活動について、ミニョク（23）は、「このデビューの日を待っていたので、今、本当に幸せです。一生懸命頑張ります！」と得意の笑顔を見せると、末っ子のI.M（21）は「ワクワクしています」と目を輝かせた。