12日にリリースされたJYJ・ジェジュンの最新アルバム『NO.X』のタイトル曲『Love you more』、B.A.Pの4thミニアルバム『MATRIX』に収録されている『Take you there』、この他にもSISTARのメインボーカル・ヒョリンのソロ曲やTEENTOP・ニエルのソロ曲のプロデュースを手掛ける韓国の2人組音楽プロデューサー・Ye-Yo!(イェヨ)。
R&BやHIPHOPを得意とし、新鋭プロデューサーとして注目を浴びる若きホープにインタビュー。
――――まず、自己紹介をお願いします。
OK(以下:O)「僕たちはYe-Yo!です。僕はオク・ジェウォンといいます。OKという名前で活動をしています。役割分担はなく、ふたりで作業をしています」(写真:右)
Jinho(以下:J)「僕はイ・ジノといいます」(写真:左)
――プロデューサーでデュオというのは珍しいと思います。結成のきっかけを教えて下さい。
O「13年前まで遡るのですが(笑)。当時、僕は歌手を目指していて、ジノはダンサーだったんです。そのときは友達として過ごしていたのですが、僕が兵役を終えてから、26歳でYe-Yo!を結成することになりました」
J「OKが兵役に行っていた間に僕が音楽を勉強するようになって、その後、再会したんです」
――プロデュース業とは、具体的にどんな活動なのでしょう?
J「歌手がアルバムを出すまでを導く仕事ですね。曲のコンセプトから決めて、作曲もするし、ほかの作曲家の曲でいいものがあればそれを収録することもあります」
O「いまは主にアイドルが多いですね。BEASTのヒョンスンや、TEENTOPのニエルなど。最近した仕事のなかでは、JYJのジェジュンさんのアルバム『NO.X』が発表されました」
――作業はどのように進行するのですか?
O「スタジオでそれぞれが作業をして、お互いに聴かせあいながらアイディアを共有していきます。いちばん早く完成したのはSISTAR・ヒョリンのソロ曲『Massage』で、それはレコーディングまで含めて3日間で仕上がりました」
――日本でも有名な韓国アイドルと作業をしているなかで、才能があると感じる人は?
J「B.A.PのヨングクとMonsta Xのジュホン。ヨングクはもともとアンダーグランドでも有名な子で、自分のコンセプトをしっかり持っています。ジュホンはラップだけでなく歌もうまい。ふたりとも作曲センスがあると思います」
――本当に音楽を愛しているのが伝わってきます。いまの音楽業界に望むことはありますか?
O「J-POP、K-POPという認識がなくなったらいいなと思います。いい音楽は、いい音楽として知ってほしい。たしかに言葉の違いはあるけれど、“これはどの国の音楽だ”と先入観を持たないでほしいな、と。この記事を読んでくださる読者の方も、フィルターを持たないでいろんな音楽を聴いてほしいです」
(記事出典:korealovegirls)
【プロフィール】
Ye-Yo!(イェヨ)
OKとJinhoで構成された韓国の大衆音楽プロデューサーデュオ。Hiphop、バラード、ダンス、クラシックなど幅広い分野をカバー。代表曲はヒョリン(SISTAR)の『Massage』、ニエル(TEENTOP)の『電話して』、B.A.Pの『Take you there』など。このほかにも多くの歌手に楽曲を提供し、新しいシンドロームを作り出す新鋭プロデューサーとして注目を集めている。
Ye-Yo!公式HP:http://www.yeyosound.com/