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韓国の5人組ダンス・ボーカルグループWINNERが6月18日に千葉・幕張メッセイベントホールで行った公演を皮切りに3回目となる日本ツアー『WINNER JAPAN TOUR 2016』をスタートさせた。

WINNERはBIGBANG、PSYらが所属する韓国屈指の芸能プロダクション・YG ENTERTAINMENTからBIGBANG以降、約8年ぶりにデビューしたボーイズグループ。メンバーは’13年に韓国で放送されたデビュープロジェクト番組『WIN:Who Is Next』でオーディションを勝ち抜いたカン・スンユン(22)、ナム・テヒョン(22)、イ・スンフン(24)、キム・ジヌ(24)、ソン・ミンホ(23)の5人。

今回のツアーは’14年9月に発表したデビュー1stアルバム『2014 S/S -Japan Collection-』以来、約1年5ヵ月ぶりのカムバックとなるミニアルバム『EXIT MOVEMENT:E』の日本語版をひっさげて全4都市9公演をまわり、3万6,000人を動員する。

リーダーのスンユンが「お久しぶりです!3回目の日本ツアーも、皆さんのおかげです。ありがとう!」と叫び、つづけて「僕たちの皆さん、本当に会いたかった」(テヒョン)、「日本でライブできてうれしいです」(ジヌ)、「パワーアップしたSUPER POWERミンホです。愛してる~!」(ミンホ)と挨拶。韓国で練習中に腰を負傷し、本ツアーは杖をつきながら歌のみの参加となったスンフンが「最後に登場した主人公・スンフンです。ケガをしてしまい申し訳ないです。みんなで頑張って準備したので楽しんで下さい」とコメントすると、会場は熱い声援が飛びかった。

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最新アルバムより『SENTIMENTAL』、『PRICKED』、『I’M YOUNG』(テヒョンソロ)と、スタイリッシュなバラードで会場を包み込めば、ラッパーのトーナメント番組で準優勝したミンホが、強烈なHIPHOPナンバー『OKEY DOKEY』で急速に熱気を最高潮まで盛り上げる。

MCでは、「今回のツアーでは何かをお見せしますと約束しましたよね?」というスンユンの一言から、カメラに向かって「隠していた腹筋を見せます」と宣言するテヒョンの過去映像がスクリーンに映し出される一幕も。「本当に覚えてなかった~!」と苦笑いしつつも、鍛えられたしなやかな腹筋を公開したテヒョンに会場からは悲鳴に似た歓声があがった。

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後半の『BUT』や『SMILE AGAIN』では再びスンフンも参加。メンバーが背中をさすったり、移動ができないスンフンのもとに駆け寄るなど、心温まるシーンも見受けられた。

1年前のホールツアーで宣言した「新しいアルバムで帰ってくる」という約束を守ったWINNERはアンコールを含め22曲を熱唱。7月18日まで福岡、名古屋、神戸を回る予定だ。

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