妻のパク・スジン(30)が妊娠中のペ・ヨンジュン(43)。妊娠3カ月を過ぎたスジンだが、最近、出演するバラエティ番組でこう明かした。
「赤ちゃんの胎児名は“ポクトンイ”(貴い人)です」
日本では馴染みの薄い「胎児名」とは、韓国で胎児につけるニックネームのこと。500年前からある習慣だという。
「本名にはつけにくい“キラキラネーム”でも、子供の胎児名につける人は結構います(笑)」(韓国在住ライター)
クォン・サンウ(39)は長男の胎児名を英語の「ルーキー」と命名。チャン・ドンゴン(44)は、妻コ・ソヨン(43)のニックネーム生「緑(チョロギ)」から、お腹にいた長男に「ヨンドゥ(薄緑)」という胎児名をつけた。
いまをときめく韓流アイドルたちも胎児名を持っている。男性アイドルグループ『SHINee』のジョンヒョン(26)の胎児名について前出・韓国在住ライターは「“国を治める”という意味を込めて、お母さんが“チクク”(治国)と名づけました」と語る。ほかにも、『EXO』のベクヒョン(24)の胎児名は“ベクホ”(白虎)だという。
「両親は胎児名をそのまま本名にしようとしたそうですが、虎は強すぎるからと、“賢い”という意味の“ヒョン”に変えて、本名は“ベクヒョン”と名付けたそうです」(前出・韓国在住ライター)
じつはこの胎児名、日本でもブームの兆しが!
「実際、日本でも胎児名(ベビーネーム)をつける親が増えていますよ。私のもとにも、5年ほど前から胎児名の命名相談が来るようになりました」
そう話すのは、「幸せになれる赤ちゃんの名前のつけ方」(宝島社刊)の監修を務める日本占術協会常任理事の栗原里央子さん。
マタニティ月刊誌『Pre‐mo』編集部の石橋紘子さんによると、胎教の一環として胎児名をつける日本人母もいるという。
「胎児名をつけると、親本人が赤ちゃんに対して、より愛着がわくし、話しかけやすいというのが大きな利点だと思います。最近は産後、赤ちゃんに愛情を持てず、虐待する例もありますが、胎児名はそんな危機を防いでくれるとも思います」
ただ、注意点も。
「ただ、胎児名と本名がまったく違うと、生まれた赤ちゃんが混乱してしまいます。お腹の中の赤ちゃんは、お母さんのしゃべり声を聞く能力が備わっているそうですから。できれば、胎児名と本名は似たものがいいと思いますね」(前出・栗原さん)
考えるだけでも楽しそうな胎児名。ビッグな胎名をもらったヨン様の赤ちゃんも、運気があがってすくすく育つといいね!