大麻使用の疑いで起訴された韓国グループBIGBANGのT.O.P本名チェ・スンヒョン(29)が5日午後、軍務服務中のソウル地方警察庁広報担当官室内の楽隊を退所し、ソウル地方警察庁所属の第4機動団に移ることになったと韓国メディアが報じている。
ソウル地方警察庁によると、T.O.Pが所属する広報担当官室は「在宅起訴されたT.O.Pが現在所属する部署任務に不適切と判断し、第4機動団への転出を決定した」という。
第4機動団とは、一般的に違法デモを鎮圧するのが主な任務であり、危険な場面もあるという。しかし、今回のT.O.Pの配属は長くはならず、在宅起訴の結果が出るまでの措置だとみられている。
検察によるとT.O.Pは昨年アイドル女性練習生のAさん(21)と一緒に10月9日~14日、ソウル市龍山区の自宅で、計4回大麻を吸引した容疑がもたれ、毛髪検査で陽性反応があらわれ、検察の召喚調査が行われた。
また、3日には、大阪・京セラドームでBIGBANGのファンイベントが開かれ、G-DRAGON、SOL、V.I、D-LITEが参加。リーダーのG-DRAGONは開始前に「ご心配をおかけしましてすみません。今後、二度とこのようなことがないようにします。引き続き応援をお願いします」とT.O.Pの大麻使用疑惑について謝罪した。
4日には、T.O.Pが所属事務所のYGエンターテイメントの公式ブログに「どんな罰を受けても当然だと思っています。とても胸が痛く、私もまた自分自身にとても失望しています。」とし「数千回、数万回以上繰り返し、反省しながら、深く悔やんでいます。2度とこのような無責任な過ちは犯しません」と直筆の謝罪文を掲載した。