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現在公開中で好評を博しているイ・ビョンホン(47)主演映画『エターナル』。その撮影現場となったのは、オーストラリア。現地では、関係者をあっと驚かせるようなことが起きていた!

 

オーストラリアでは、どこに行っても人気者だったというイ・ビョンホン。映画の関係者が当時をこう振り返る。

 

「オーストラリア人俳優やエキストラは現地でオーディションしてキャスティングしたのですが、イ・ビョンホンさんが主演する映画だと知ると、誰もが驚き、光栄に感じているようでした。どこに行っても人だかりができて、食事に行くと店の主人がご馳走してくれたこともあったほどです(笑)」

 

韓国での俳優活動と並行して、ハリウッド映画にも積極的に出演しているイ・ビョンホン。『G.I.ジョー』シリーズ、『REDリターンズ』、『ターミネイター:新起動/ジェニシス』『マグニフィセント・セブン』といった大作映画に出演してきただけにその知名度もワールドワイドだ。

 

そんな俳優イ・ビョンホンのネームバリューを何よりも感じたのは、ロケ地の使用許可を打診するときだったという。

 

『エターナル』はボンダイビーチ、オペラハウスなど世界的にも有名なシドニーの観光スポットでも撮影が行われた。事前に撮影許可を取りに現地の施設担当者を訪ね「イ・ビョンホンが主演する韓国映画だ」と説明すると、どこも即決で好意的な返事だったのだ。

 

「特に忘れられないのが、ポート・ジャクソン湾にかかるハーバーブリッジでの撮影です。なんでもシドニーの名所とも言えるこの橋での撮影は、近年許可が出ていなかったそうです。しかし“イ・ビョンホンの主演映画”ということで今回、特別に許可が下りました。改めて俳優イ・ビョンホンさんの知名度と影響力を知る思いでした」

 

つまりオーストラリアの美しい街並みを背景に映画を撮影できたのは、イ・ビョンホンのおかげでもあったわけだ。

 

もっとも撮影が毎日のように続いていたため、当の本人はオーストラリア滞在中、観光らしい観光はほとんどできなかったという。そのため撮影現場で観光地の写真をスマートフォンのカメラに収めることが唯一の楽しみだった。彼も韓国メディアの取材でこう語っている。

 

「撮影のほとんどがオーストラリアロケであることは事前に聞かされていたので、ちょっとした小休止もできると思っていましたが、とんでもない(笑)。毎日撮影があり移動も多く、休むどころじゃありませんでした。撮影の合間に観光地をバックにした自撮り写真を家族に送ることが、ささやかな楽しみでしたよ」

 

忙しいのがワールドスターの宿命とはいえ、自撮り記念撮影が“ささやかな楽しみ”だったという。そんな、人間イ・ビョンホンの素朴さを感じずにはいられない。

 

 

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