「『万引き家族』の撮影の合間に妹役の(佐々木)みゆちゃんと一緒に宝探しゲームをしました。拾ったコンクリートをハンマーで割ったら、キラキラしたものが出てきて、すごくきれいでした。雪が降ったときは、スタッフさんと一緒に雪合戦をしたのが、すごく楽しかったです。リリー(・フランキー)さんは『寒い』って言って、ずっと部屋にこもってたけど(笑)」
カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『万引き家族』(6月8日公開)。万引きを“家業”とする一家の長男・祥太役を演じた城桧吏(11)に、世界中が大注目!
「是枝(裕和)監督には『役になりきるのが大切』って言われました。万引きのシーンは、なかなかうまくいかなくて難しかったです」
映画ではドキッとするような表情も見せていたけれど、その素顔は等身大の小学6年生。
「いつも、友達とかくれんぼや鬼ごっこをして遊んでいます。走るのはけっこう速いんです。でもドッジボールはちょっと苦手。ボールを投げるのがへなちょこだから」
映画の公開を前に、友達からの反応は?
「みんな『見るね』って言ってくれるけど『恥ずかしい』って返してます」
フクザツなお年ごろのよう。
「将来は、アクションもホラーも、いろんな演技ができる役者さんになりたいです。それと、お父さんが175cmだから、それくらい身長が伸びるといいな!」