「サクラさんは『赤ちゃんとの時間がほしいから』と言ってスケジュール調整していたのですが、朝ドラの撮影と映画公開のタイミングが重なってしまって大忙し。平日はNHKでの仕事を終えてから取材に向かっていますし、休日も映画の宣伝に時間を取られています」(テレビ局関係者)
カンヌ国際映画祭のパルムドールを獲得した映画『万引き家族』で、主演を務める安藤サクラ(32)。10月からはヒロインを務めるNHK朝ドラ『まんぷく』もスタート。すでに4月からクランクインしており、子ども同伴で撮影に臨んでいるという。
「現在サクラさんは、大阪で娘と二人暮らし。撮影のかたわら育児も一人でこなす、“ワンオペ育児”状態です。ただ、現場もそんなサクラさんを支えようと専任のスタッフを雇ったキッズスペースを作ったそうです。社員も使えるのでみんな喜んでいます。また、共演者の松下奈緒さんや松坂慶子さんも我が子のように娘さんをかわいがっています」(前出・テレビ局関係者)
撮影現場だけでなく、さらなる強力な助っ人が安藤にはいるという。それは実母の安藤和津(70)だ。実は今、和津が定期的に大阪へと“出張”して娘をサポートしているという。大阪市西区にある和津が行きつけの老舗純喫茶を営むマスターはこう語る。
「娘さんが仕事で大阪のマンションに住むようになって、お孫さんも一緒にいるので面倒を見にこられているようです。また、お姉さん(安藤桃子・36)が暮らす高知も訪れ、東京・大阪・高知を行ったりきたりしているそうです。ただ、お孫さんと一緒だとバタバタして集中できないようで、合間の息抜きも兼ねてうちに原稿を書きにいらしています」
かなりの頻度で大阪を訪れているという和津。その“孫育”の奮闘ぶりはかなりハードなよう。
「4月ごろから来られるようになって、大阪にいらっしゃる時は週に1、2回ほどいらしています」(前出・喫茶店マスター)
そんな和津の献身的なサポートもあってか、安藤はさらに“追い風モード”のようだ。
「カンヌ効果で映画のオファーも増えています。インタビューで『産後直後は働くことに罪悪感をどこか抱いていた』と語っていましたが、今では『家族の援護もあるので良い仕事であれば今後も受けていきたい』と仕事にも前向きのようです。」(前出・テレビ局関係者)
『万引き家族』でも母親役の演技が絶賛された安藤。その活躍には実母の支えがあった。