トランプ大統領の娘で、大統領補佐官を務めるイヴァンカ・トランプ氏が、自身の名を冠したファッションブランドの幕を引くことにしたようだ。Wall Street Journalが報じている。
「イヴァンカ・トランプ」は2014年にスタート。洋服、靴、ジュエリー、バッグなど一通りのファッションアイテムを取り扱い、200ドル以下のワンピースやパンプスが主力商品だった。しかし、父親が大統領選に出馬してからは反トランプ派により不買運動を起こされていた。
そして昨年、トランプ大統領が就任し、自身も補佐官としてホワイトハウス入りが決定したことを機に運営会社の代表を退任。反トランプを掲げる大手百貨店が「イヴァンカ・トランプ」の販売停止を決定するなど、ブランドへの風当たりはさらに激化した。2月にはコンウェイ上級顧問が「イヴァンカは才能溢れる女性です。彼女の商品を買いに行きましょう!」とニュース番組で発言し、大顰蹙を買ったことは記憶に新しい。