女性R&B歌手DOUBLE(ダブル・43)が7月26日、自身のブログを更新。今年3月に行った乳がん手術後の病理検査結果を報告した。
DOUBLEはブログで「ステージ1 右胸部分切除 リンパ節転移無しという結果でした!」と報告。「コメントで温かいメッセージをくださった方々、そうじゃなくても私の身を案じてくださっていた方々、お祈りしていてくださった方々、本当にありがとうございました」と感謝の念を述べた。さらに「部分切除」か「全摘出」について苦悩したと明かし、医師からそれぞれのリスクの説明を受けたうえで「部分切除」を選択したこともブログで打ち明けた。
ブログ後半では「どんな選択をするかは同じ問題でも人によって様々で、例え同じ選択をしても 結果は人により様々なものになると思うのです」と告白。「そんな中で自分の選んだ事に、結果に、後悔をしない心のあり方でいられるような、そんな生き方が出来たらいいなと思っています」と手術を経ての心境を述べた。
自分で選択して、生きる道を切り拓いていく――。彼女にそう思わせたのは、亡き姉の存在が大きいという。
「DOUBLEはもともと、今回ブログを綴ったTAKAKOと、その姉SACHIKOさんの姉妹デュオの名前でした。しかし98年デビューの翌年、SACHIKOさんがクモ膜下出血により、25歳という若さで他界してしまったのです。しかしTAKAKOはソロになっても、お姉さんの遺志を胸にDOUBLEという名で活動をしています」(音楽関係者)
姉のぶんまで、音楽とともに生きる。彼女のブログには、そんな強い“覚悟”がこめられていた。