ダイエットは「3つの準備」をした上で始めれば必ず成功する!
「ダイエットに失敗してしまう人は、自分のカラダや栄養について何も知らないまま始めてしまうことが多い。自分のことを知ることなしに受け売りのダイエット法に挑戦して挫折して……。こういう失敗体験を繰り返すことで、『自分にはダイエットは無理だ』と勝手に思い込んでしまっている場合がほとんどですね」
そう語るのは、数多くのトップモデルや人気女優たちが通う人気小顔矯正サロンの代表であり、数多くの芸能人たちのボディメイクを指導するパーソナルトレーナーとしても活躍中のinoさん。
SNSに投稿するたび多くの「いいね!」がつき、動画投稿は桁違いの再生数を記録するほど人気の高いinoさん。その投稿はどれも簡潔だが、ダイエットに関する真理を突いたものばかり。美容健康関連の投稿では群を抜く拡散力を誇るinoさんは、まさにボディメイクのカリスマ的存在だ。
そんなinoさんに、「今までダイエットに失敗ばかりしている30代の女性が、今度こそ成功するために必要な準備」を3つ教えてもらった。
運動習慣のない30代の女性にとって、ダイエットしようとする場合、手っ取り早く結果を得ようとするばかり、無理な食事制限やメディアで見かけた「○○するだけダイエット」のような極端なダイエット法を試すことが少なくない。しかし、そういったダイエット法ではなかなかダイエットに成功したり、長続きすることは難しい。
「多くの人がダイエットを失敗する原因の1つとして、自分の状態に合っていないやり方を取り入れてしまうこと。『痩せる』方法と『カッコいいカラダづくり』のやりかたはまったくの別ものです。人気モデルのダイエット法は、すでにある程度カラダが絞られている人が『もっとカッコいいボディラインになるため』のやりかたで、ぽっちゃり体型の人がいきなりチャレンジしても、効果が出づらいし、ただつらいだけ。カッコいいカラダになるために、まずは自分の現状に合った『痩せるためのダイエット』のための準備を実行してみてほしい」
ということで、カリスマトレーナーinoさん直伝の「必ずダイエットが成功するための3つの準備」を読んで、今度こそ理想のボディメイクを実現しよう。
カリスマトレーナーが教える「必ず痩せるための準備」その(1)<「なぜ痩せたいか?」を明確にする>
「なぜ痩せたいか?が自分自身で明確になっていない場合、ダイエットは失敗する可能性が高くなります。食欲は人間の3大欲求の1つであり、食欲があるのは人間にとって当たり前。痩せたければ、その当たり前に打ち勝たなければならないのに、『ただなんとなく痩せたい』だけだと、食欲には勝てない」(inoさん)
当たり前のようで意外と難しいのが、この「なぜ痩せたいか」を明確にするということ。結婚式を前にした女性が「キレイなお嫁さん」をめざすダイエットは成功する場合が多いのと対照的に、ほとんどの人のダイエットの場合、突き詰めると理由が漠然とした状態のままで始めてしまいがち。
基本的な人間の欲求である食欲、しかも食べることが好きだからこそぽっちゃり体型になった人の場合、中途半端なきっかけではダイエットは成功しないと言える。まずは自分と向き合い、「なぜ痩せたいのか?」、自分なりに納得できるようダイエットの目的や目標を明確にしよう。
カリスマトレーナーが教える「必ず痩せるための準備」その(2)<環境を整備する>
「ダイエットの目的が明確にできたら、次は環境の整備をする必要があります。まずはストックしているお菓子を片っ端から捨てること。そして今後は絶対に買わないこと。お菓子が目の前に合ったら絶対に食べたくなるけれど、お菓子が手の届くところになかったら、そして買いに行かなければ必然的に食べることはできなくなります。『今からお菓子は絶対に食べない』という強い意識を持ち、その強い気持ちが維持できるような環境の中で生活することがダイエットには大事です」(inoさん)
inoさん曰く、「お菓子の存在を認知していながら我慢することは、脳に強いストレスを与えて、さらにお菓子が食べたくなる気持ちを増大してしまう」とのこと。だから、もったいないという気持ちは捨て、お菓子を全部捨てて、物理的にお菓子を食べられない環境にすることが大事だと言う。
inoさんのもとに訪れる若い女性で多いパターンが、「3食を削ったぶんでお菓子を食べる」という人。inoさん曰く「お菓子は中毒性があるので、空腹を覚えるともっと食べたくなったり、だんだん食べる量が増えたりして、結果的に3食以上のカロリー摂取になる場合も多い」とのこと。
さらに本来は食事で得なければいけない必要な栄養素を摂取できないので、「一瞬は痩せることもあるが、体調を崩すし、長続きしない絶対にやってはいけないダイエット法」とinoさん。まずは手の届く範囲のお菓子を捨てるなど、ダイエットのための環境づくりを最初に実行しよう。
カリスマトレーナーが教える「必ず痩せるための準備」その(3)<最初にダイエット習慣を身につける>
「例えば、食後にデザートを必ず食べるという人。ほとんどの場合、食べたいというより無意識に習慣化されてしまっている場合が多い。あまりに習慣化され過ぎて、もう自分では本当に食べたいのかどうかさえわからないまま食べてしまっている場合も多いはず。ほかにも、ダイエットに大敵の習慣が、生活の中のいたるところに無意識に『習慣化』されてしまっている人が少なくないので、環境を変えたあとは習慣を変えることが大切です」(inoさん)
inoさん曰く、「ダイエットのための習慣とは、『削る習慣』と『増やす習慣』がある」とのこと。まずは食後のデザートはやめる、仕事のご褒美代わりのスタバのフラペチーノなどの甘いも飲み物を禁止するなど、日常の中で習慣化している甘い誘惑をどんどん削り、代わりに朝早起きして散歩する、毎日自炊して太りにくい(痩せやすい)食事を作って食べるなどの新たな習慣づくりを始めよう。
しかし、「いきなり朝早く起きて散歩なんてできない」と思う人も少なくないだろうが、そんな人に向けてinoさんはこう言う。
「食後のデザートを食べないようにするのは、もともとの習慣を削るのでハードルが高い面もあります。しかし、『ダイエットのために自炊する』とか『朝早く起きて散歩する』とかは、ただやればいいこと。やれば確実にダイエットという目標を達成できることをやらないという人は、どうやっても理想のボディメイクを手にすることは不可能です。逆に言えば、理想のボディメイクを実現している人たちはみんな、たまにお菓子を食べることがあったとしても、やるべきことは絶対に実行している人たちです」
inoさんは、「なぜ仕事のためだったら早起きできるのに、ダイエットのためには起きれないのか? それはダイエットに対してまだ本気ではないからなんじゃないでしょうか?」と言う。もし朝早く起きて散歩したり、自炊したりすることが「できない」と感じる人は、最初の法則に戻って、ダイエットの目的や目標を明確にすることからやりなおしてみよう。
【協力店舗】
パーソナルトレーニングジム《yoen》(ヨーエン)
■住所:東京都港区六本木7-17-14 六本木コーポ501
■TEL:03-6433-5597
小顔矯正サロンQpu代表取締役社長であり、パーソナルトレーナーとしても活躍中のinoさんが開設したパーソナルトレーニングジム。東京を中心に全国20店舗を展開する小顔矯正サロンQpuの経営と並行して、『Qpu』ブランドによるダイエット商品のプロデュースも行うinoさん。「ダイエットは体のあちこちの問題を解決しなければいけないのに対し、小顔矯正は顔に集中できるので専門技能を持つスタッフを育てやすいということもあり、まずは小顔矯正メインの事業に注力していました」もともとのパーソナルトレーナーとしての活動を展開するため、表参道にパーソナルトレーニングジムをオープン、9月より場所を六本木に移して営業中。inoさんの理論と経験をもとに、専門のトレーニングスタッフがその人に最適なトレーニング法と食事管理を指導することで、今までダイエットに失敗してきた人でも無理なく理想のカラダを手に入れられる点が特徴。