10月3日、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の2時間スペシャルが放送された。毎週芸能人が様々な説を持ち寄って、検証していく本番組。心温まるものからギリギリの際どいものまで放映し、大きな支持を集めている。
この日は説の一つとして「中継先に現れたヤバめ素人のさばき方で芸人の力量丸わかり説」を検証することに。生放送中に突如素人が番組に乱入し、レポーターを務める芸人の対応力を試すというドッキリ企画。仕掛け人として無言でカメラに迫りくる危ない匂いを漂わせた素人役の男性が登場、ターゲットの芸能人を追い詰めていく。三四郎の小宮浩信(35)、パンサーの尾形貴弘(41)、あばれる君(32)らは戸惑いを見せて、上手く対処できず終了。
そんな中登場したのが平成ノブシコブシ吉村崇(38)。釣り堀をレポート中に角材を持った仕掛け人男性が現れると、先程の3人とは対照的に顔色一つ変えることなく対応。《素晴らしい一本釣り!》と釣り堀にかけたコメントまで飛び出す余裕ぶりを見せた。さらに男性が突如叫び声をあげた時には胸元に抱き寄せて動きを封じつつ笑いに変えた“神対応”まで飛び出し、最後まで笑顔で対応し続けた。
この様子をスタジオで見ていた劇団ひとり(41)は「これで一気に仕事増えると思いますよ!」と激賞。厳しいコメントも多いダウンタウン松本もこれには思わず「パーフェクトだった」とべた褒め。ネット上でも《吉村さんの好感度がただただ上がった》《吉村の男前ぶりに惚れた!それに引き換えクロちゃんは…》と称賛の嵐が巻き起こっていた。この波及効果は意外にも大きかった。
「破天荒キャラでお馴染みの吉村さんですが、性格は男前でいい人。以前放送された『共演者にゲイであることを告白されたら?』という別番組のドッキリでもカミングアウトした男性に真摯に対応し、意外な素顔に惹かれたファンが続出。スタッフにもよくしてくれるので現場からの評価も上々です。今回の放送でオファーは今まで以上に殺到するでしょう」(テレビ局関係者)
かつて放送されていた『ピカルの定理』(フジテレビ系)で一躍人気者となった吉村。再びブレイクする時はすぐそこかもしれない――。