17年7月から18年6月に放送されたドラマのなかで“世界に見せたい日本のドラマ”を選出し表彰する「東京ドラマアウォード2018」。その授賞式が10月25日に開催された。
作品賞・連続ドラマ部門グランプリに選ばれたのは、今年4月に放送され一斉を風靡した田中圭(34)主演による「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)。また作品賞・優秀賞を石原さとみ(31)が主演を務めた「アンナチュラル」(TBS系)が受賞した。
そんなドラマアウォードの裏話を脚本家・野木亜紀子氏がTwitterで明かしている。「アンナチュラル」や現在放送中の「獣になれない私たち(通称・けもなれ)」(日本テレビ系)といった大ヒットドラマを手がける野木氏。同日Twitterで、こうつぶやいた。
「圭氏と『京谷、クズって言われてますねえ』『言われてるねえ』と談笑しました。さとみちゃんから『でも今までもクズだよね?』と突っ込みが入り『え?プライベート?役の話だよね?』などと混乱しつつ、『じゃ、けもなれに戻ります!』と帰っていかれました。私も帰って仕事仕事」
京谷とは「けもなれ」で田中の演じている役柄だ。京谷は同ドラマで主演を務める新垣結衣(30)演じる晶の恋人役だが、そのクズぶりは毎回話題。24日に放送された第3話でも菊地凛子(37)演じる呉羽に突如キスされうろたえるシーンを演じ《どこにでもいそうなライトクズ男だな》といった声のいっぽうで《このクズっぷりが田中圭の真骨頂だと思う》とも上がっていた。
役とはいえ「クズ」と呼ばれると不名誉にも聞こえるが――。近年クズ役に定評のある田中だけにTwitterでは《やっぱりクズ役をやらせたら日本一》《もう「クズ」を検索にかけたら「クズ 田中圭」とか関連ワードで出てきそう けもなれ、今後も楽しみ 》といった声が上がっている。
さらにプライベートでもクズな側面があるかのような野木氏のエピソードに、《役でも、プライベート?でも、愛されるクズをさせたら天下一品の田中圭、さすがです》などの声も。ファンは今回の裏話を“田中圭らしいエピソード“として受け止めているようだ。