序盤から高視聴率を記録しつ続けている、朝の連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合)。松坂慶子(66)演じる個性的な母や福田靖氏の描く暖かくもユーモラスな脚本などで人気の本作。その中でもネットを中心に注目されているのがヒロインの夫・萬平を演じる長谷川博己(41)だ。
「#おいで砲」なるハッシュタグまで生まれるなど、連日“萬平フィーバー”が巻き起こっている。そして、現場でも安藤やスタッフを虜にする長谷川の魅力。そこには、驚くほどの“気遣いぶり”があるという。
「安藤さんは昨年出産したばかりで、朝ドラ初の“子育てヒロイン”。撮影のため大阪で娘と2人暮らしをしています。そんな彼女に負担をかけないよう、通常よりも撮影開始時間を早めて『基本的に19時までには終えるように』とのお達しが出ています。そのルールを守るべくチーム一丸となっていますが、誰よりも率先して協力しているのが長谷川さんなんです。というのも時短のためにいちばん「有効なのはNGを出さないことです。そこで長谷川さんは意を決し、『福ちゃんのためにも、NGゼロにする!』と宣言していました」(前出・NHK関係者)
しかし、朝ドラといえば台本の台詞が多いことで知られている。その量、なんと民放ドラマの4倍以上とも。NGゼロを有言実行するのは、難しそうだが……。
「そんななかで長谷川さんは、5月にクランクインしてから一度もNGを出していないのです。これは、かなり異例のこと。その集中力には、スタッフも共演者も驚きを隠せませんでした。そんな彼につられて、現場の集中力も高まっています。そのため本番でカメラが止まることはほとんどなくなっています」(前出・NHK関係者)
さらに長谷川は、育児と撮影の両立で疲れた安藤にこんな“サービス”も!
「安藤さんは現場に1歳になったお子さんを連れてくることがあります。その際に長谷川さんは『僕は子供をあやすのが下手なんですよ』と言いながらも、そっと赤ちゃんを抱きよせていました。まさに“リアルおいで砲”です(笑)。彼の細やかな心配りが、現場の和やかな空気を作り出しています。安藤さんも『こんなハッピーな時間はない!って思うくらい楽しい現場です』と語っていました」(前出・NHK関係者)
放映前には「皆さんを幸せにできるような作品に」と語っていた長谷川。すっかり長谷川に魅了されてしまった今、早くも“萬平さんロス”が怖いかも!?