東幹久(49)が起用された「セクハラ防止啓発ポスター」に、Twitter上で批判が相次いでいる。
毎年11月12日~25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間。内閣府の公式Twitterは12日、ポスターの画像とともに以下のように告知している。
《DVやセクハラなど、女性に対するあらゆる暴力は決して許されません。今年は俳優の東幹久さんを起用し、セクハラ防止をテーマとした動画やポスターを作成しました》
ポスターでは「今日の服かわいいね。俺、好みだな。」「痩せてきれいになったんじゃない?」と話しかける東に対し、イラストの女性が「関係ないでしょ!」「そういうことだけ見てるんですね…」と答えている。
そして中央には大きく「これもセクハラ?」の文字と、困った表情をする東の写真。その下にやや小さめのフォントで「セクハラを決めるのは、あなたではない!」「相手や周囲に配慮した言動を!」と書かれている。
このポスターにTwitter上では、女性たちから批判が相次いでいるのだ。
《なんで困り顔の男性俳優を真正面に据える? 「これもセクハラ?」のデカいフォントと相まって『何でもかんでもセクハラ』と言ってるように見える》
《女性じゃなくてセクハラおっさんを守るポスターになってますよ?》
《職場におけるセクシャルハラスメントは被害者の生存権(職を奪われる可能性があるから)、人格権を侵害する卑劣な行為です。このポスターからは深刻さがまったく伝わりません。不適切です》
「セクハラを決めるのは、あなたではない!」よりも「これもセクハラ?」の文字が目立ってしまっているこのポスター。全国の自治体や駅に掲示されているという。