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来年1月10日からスタートするドラマ「ちょうどいいブスのススメ」(日本テレビ系)。主演を夏菜(29)が務めると発表されてにぎわっているが、いっぽうでタイトルや趣旨に早速非難が殺到している。

 

お笑いコンビ「相席スタート」の山崎ケイ(36)によるエッセイをもとにした同ドラマ。各メディアによると、仕事も恋愛もスマートにこなす“ちょうどいいブス”を目指し奮闘する女性たちのコメディだという。

 

公式ホームページによると、ドラマには3名の女性が登場。「共通しているのは、全員が何かしらの生きづらさを抱えていること。つまり『現在、イケてない女子』であること」といった文言や「いい恋愛をし、ライフスタイルを向上させ、幸せをググっと手繰り寄せる」「モテない美人よりモテるブス!」といった台詞が並んでいる。

 

だが、Twitterでは「ちょうどいいブス」という表現に苦言の嵐だ。

 

《ちょうどいいブスなんて情け無い言葉が出てくる場所で好かれるよう努力するより、別の場所に行って「あなたは本当に素晴らしい」って言ってくれる人を見つけた方が絶対にいいよ》
《「ちょうどいいブス」じゃなく「I feel pretty」っていう精神を手に入れたいし、そっちの方が健やかじゃん。誰にとっての「ちょうどよさ」なんだよって話ですよ》
《女児母から言わせてもらうと「ちょうどいいブス」も「ブス」もいないです。みんな誰かの可愛い娘です。どんなに言葉優しく巧みであっても他人の美醜を形容し表明するのは礼儀知らずですよ》

 

いっぽう原作者である山崎にも非難の声が上がっている。

 

《山崎ケイとテレビのせいで、今まで内面磨きを頑張ってた『いい子』が『ちょうどいいブス』って言われるようになるのあまりにも辛すぎない?》
《一人で勝手に言ってればいいのになんで押し付けようとしてくるんだよ。男社会の奴隷になりたいなら一人でやれよ》
《今回の件で、たくさんの自由になろうともがいてる人達の声が山崎ケイに届いて、山崎ケイも自由に近づいていけたらいいよね。きっと彼女を「ちょうどいいブス」に向かわせた人間がいたんだろうから》

 

「ホームページを見ると、女性が誰かからの視線を意識して生きなくてはならないような言葉のオンパレード。生きづらさを抱えることについて『イケてる』『イケてない』と分断するのも、いかがなものか。平成も終わりなのに、なぜいまだに“それぞれ自分らしく生きればいい”と伝えることができないのでしょう」(芸能関係者)

 

5日、山崎はTwitterを更新。同ドラマについて「木曜日の11:59から見るのにまさにちょうどいいドラマな気がします すごーく楽しみ」とツイートしている。

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