「映画の打ち上げは撮影終了から公開まで時間が空くこともあり、出席者が集まらないこともあります。しかし、そこはさすが“周防組”。驚異の出席率で、150人ほどが集まっていました。それだけ結束が固かったといえるでしょう」(映画関係者)
来年12月公開にされる周防正行監督(62)の新作映画「カツベン!(仮)」。その打ち上げが、12月10日に都内のカフェで行われていた。
カツベンとは、活動弁士の略称。映画がまだサイレントでモノクロだった大正時代。この活動弁士が独自の語り口で伝え、作品を盛り上げていた。そんなカツベンを夢見る主人公を演じるのは、映画初主演となる成田凌(25)。ヒロインを若手女優の黒島結菜(21)が務め、脇を固めるのは竹中直人(62)、永瀬正敏(52)、竹野内豊(47)、高良健吾(31)、井上真央(31)など。アクション、恋、笑いを織り交ぜた作品となっているという。
そんなメンバーが集結した映画とあって、打ち上げも超豪華。永瀬は仕事で残念ながら欠席となったが、会場には主演級のメンバーがズラリ!
「監督は『まだ撮り終えていないシーンもありますし、これから編集に入るところです。しかしひとまず本編は終了したということ、乾杯』と挨拶。その後は立食パーティとなりましたが、俳優さんたちはみんな監督のもとへ行って感謝の言葉を伝えていました」(出席者)
出演者の挨拶も熱いものがあった。竹野内は「『shall we dance?』を見たときから、周防監督の映画に出ることが目標でした」と告白。「本当に幸せです」と続け、感動のあまり目を潤ませていたという。そんななか、主演の成田を慌てさせるできごとが起きていた。
「高良さんが挨拶のなかで、成田さんの“ある発言”を暴露したんです。それは、成田さんが『井上真央さんとのラブシーンが超最高だった』と話していたというもの。突然の暴露に、成田さんは『言わないで!』と赤面。会場からも笑いが起きていました」(前出・出席者)
思わぬハプニングがあったものの、成田は挨拶では作品への思いを熱弁。最後には男泣きする一幕もあったという。周防組での初主演映画は、彼にとって思い出深い作品となったようだ。