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「花田優一氏の不誠実な対応を思い出すと本当に腹が立ちます」と語るのは、40代の男性・Aさん。Aさんが靴職人でタレントの花田優一(23)に製作を依頼したのは’17年春。だが結局、Aさんが完成した靴を受け取ることはなかった。

 

昨年12月24日には『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)が花田優一のインタビューを報じている。商品が送られてこない、料金の返却を求めても応じないなど、靴製作を巡る顧客とのトラブルも報じられてきたが、優一は次のように説明した。

 

「靴の製作には時間がかかるもの。(顧客には)1人1人対応しています。説明不足だったお客様には自分からお電話をしたり、直接伺ってご説明したりしています」

 

誠実ぶりをアピールし、トラブル報道を否定した優一だったが、前出のAさんは言う。

 

「花田氏の会社に料金を振り込んでから1年後のことでした。私は地方に住んでいるのですが、靴が出来上がったという連絡があり、東京のホテルに呼び出されたのです。でも急に花田氏から『父(元貴乃花親方)が倒れて、看病しているので今日は会えない』という電話があり……。その後、何度かメールや電話をしたのですが、なかなか折り返しもなく、つながったと思ったら、『(連絡を)忘れていました』と言われました」

 

実はAさんのような“被害者”は、靴をオーダーした人たちばかりではない。優一に弟子入りした若者も、彼から“被害”を受けていたのだ。優一の知人は言う。

 

「’18年9月にTさんという男性が弟子になったとき、彼は周囲に自慢していたのです。『吉岡里帆ちゃんの弟も、俺の弟子になったからね』と」

 

そう、弟子・Tさん(23)は人気女優・吉岡里帆(25)の実弟だった。吉岡は京都出身。もともと弟・Tさんも京都市内にあるフレンチレストランで働いていた。吉岡も弟のシェフ修行を応援しており、店を訪れたときの写真をインスタグラムで紹介している。だがTさんは突如、上京を決意。吉岡家の知人は言う。

 

「東京で大活躍している里帆さんの姿を見て、Tくんも自分の力を東京で試してみたいと、考えるようになったようです。Tくんを花田優一さんに紹介したのは里帆さんだと聞いています。ただ里帆さんはTくんが靴職人を目指すことには反対していました」

 

大きな希望を胸に抱いて上京したTさん。だが彼を待っていたのは悪夢の日々だった。

 

「優一氏は顧客たちからのクレームの処理をTさんにやらせていたのです」(前出・優一の知人)

 

前出のAさんは言う。

 

「靴も完成せず、返金を求めると花田氏と連絡がとれなくなりました。困っていた私に代わりに電話をくれるようになったのがTさんでした」

 

奇妙な話だが、返金を求めるAさんと、真面目に対応を続けるTさんは連絡を取り合っているうちに、少しずつ信頼関係を築いていったという。

 

「次第にTさんは花田氏に弟子入りしたことを後悔するようになっていました。私にも『師匠が靴を作っている姿をほとんど見たことがない』『お客さんからのクレームを報告しても、まともに取り合ってもらえない』などと話すようになったのです。飲み歩いていて工房に帰ってこない花田氏を深夜まで待っていなくてはいけないこともあったそうです」

 

Aさんは弟子を辞めるように勧めたという。するとTさんは苦しげにこう語ったのだ。

 

「師匠がやっていることは、詐欺と言われても仕方がない。でもここで逃げたら、私も“共犯”になってしまうから、頑張ってお客さんの対応を続けたい」

 

孤軍奮闘を続けていたTさんだが、結局、弟子入りから3カ月ほどで靴職人の道を断念。そして、弟の苦悩の日々を知った吉岡は号泣したという。12月29日、本誌はTさんへの指導について、優一を直撃取材した。微笑みを浮かべていた彼だが、Tさんの名前を出すと、とたんにムッとした表情に……。

 

「あ~、もう辞めているしね。理由? まぁ彼にもいろいろと考えがあったのでしょう」

 

――親交がある吉岡里帆さんの弟さんですよね?

 

「……先方もいるお話ですので。私がお話しすることはないです」

 

それだけ言い残すと、車に乗り込み、走り去っていった。翌30日、優一はブログで妹からプレゼントをもらったことを明かした。写真によればカードには妹からのこんなメッセージが書いてあったようだ。

 

《私の大好きなにーにへ》

 

実に美しいきょうだい愛だが、優一には涙を流しているきょうだいがいることも忘れないでほしい。

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