本島北部で初進出となるスターバックスが入る施設(写真手前)=24日、本部町山川 画像を見る

 

米コーヒーチェーン大手スターバックスが、沖縄県本部町山川で建設されている新商業施設に出店することが24日分かった。スターバックスコーヒージャパンによると、本島北部で初出店となる。商業施設は3月22日に開業を予定している。沖縄美ら海水族館に近接した立地を生かし、店舗には沖縄の海や環境を考えてもらうようなオブジェを設置する計画だ。

 

出店するのは新商業施設の「オキナワ ハナサキマルシェ」。県道114号沿いでドライブスルーが併設される。施設は前田産業ホテルズ(名護市、前田裕子社長)が新ホテル「アラマハイナコンドホテル」と併設して整備している。

 

スターバックスは2020年までにプラスチック製の使い捨てストローを廃止する方針だ。そこで、海に近い同店舗では沖縄の海や環境保護について考えてもらおうと、地域住民と協力してビーチクリーンで集めたプラスチックの漂着ごみでアートオブジェを作り、店舗に展示する計画を進めている。

 

本島北部へのスターバックス出店を巡っては、名護市長選で候補が誘致を訴えるなど注目を集めたが、北部初出店は本部となった。

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