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米ワシントン州シアトルのキング郡で2日、妊娠8カ月の女性が顔を銃で撃たれ病院へ運ばれた。彼女を撃ったのは、わずか4歳の息子だった。

 

キング郡保安官事務所のスポークスパーソン、ライアン・アボットによると、少年は両親のベッドの下に隠してあったハンドガンを見つけた。銃は既に装填され、安全装置も外してあったという。少年はおもちゃのピストルと同じようにその銃を構え、父親と一緒にベッドに横たわってテレビを見ていた母親の顔面に向けて引き金を引いた。

 

母親は命に関わる重傷を負い、緊急搬送された。翌3日には別の病院へ移され、今も懸命の治療が続けられている。少年の父親は、護身のために銃を借りていたと話しているという。

 

アボットは「子どもたちには銃がおもちゃに見えるということを、銃の保有者は肝に銘じるべきです。今回得られた最大の悲劇的教訓は、銃はきちんとロックしておけば、誤った理由での使用を防げるということです」とコメントし、銃の扱いについて注意を促した。

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