(C)2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会 / COMME DES CINEMAS 画像を見る

家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。目と目が合ったとたん、恋に落ちる。そんな運命の出会いを体験したことはありませんか? 冒頭からそんなシーンで始まる昨秋公開の映画『寝ても覚めても』が、早くもBlu-ray&DVDに。

 

■『寝ても覚めても』Blu-ray&DVD3月6日発売。Blu-ray5,724円、DVD4,104円(価格はすべて税込み)。発売元/バップ

 

主人公の朝子(唐田えり)はある写真展を訪れ、会場で見かけた青年・麦(東出昌大)に惹かれて後をつけます。路上で見つめ合ったとたん、2人は口づけを交わし、自然と付き合うことに。互いの友達にも会わせますが、自由奔放な麦は突然失踪します。失意の朝子は数年後上京し、カフェで働き始めますが、そこに麦とうりふたつの会社員、亮平が現れ、心をかき乱されます。

 

序盤は、朝子と麦のアンニュイな恋愛が描かれ、まるでフランス映画のよう。ところが後半からは、火曜サスペンスのような緊張感に包まれます。予想を裏切る朝子の言動に、記者は思わず「うっそー! ありえない!」と声を出して言ってしまいました。

 

ちなみに麦と朝子が初めて出会った場所は、難病のため36歳で夭折した実在の天才写真家・牛腸茂雄の写真展会場。朝子が亮平と近づくきっかけもまた牛腸の写真展だったために、朝子は運命を感じます。これって、デジャビュですよね。でも麦と亮平は顔意外、似て非なる別人格。結果は見る人によって意見が大きく分かれる映画なので、誰かと一緒に見るのがオススメ。きっと盛り上がります。

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