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「朝ドラはお姉さん(広瀬アリス・24)が“先輩”なんです。一昨年『わろてんか』に出演した経験を踏まえ、クランクイン前にすずさんに『(ヒロインは)セリフ量もシーン数も膨大だけど、どんなに撮影が詰まっていても笑顔を絶やさないように』とアドバイス。その“教え”をすずさんはしっかりと守っていますね」(NHK関係者)

 

広瀬すず(20)主演のNHK連続テレビ小説『なつぞら』。4月10日に放送された第9回の視聴率が23.1%と、最高記録を更新! 広瀬は戦争で両親を亡くし、父(内村光良)の戦友(藤木直人)の養女として引き取られ、豊かな想像力でアニメーターを目指すヒロイン・奥原なつを演じる。

 

「広瀬さんは役柄の『なつ』から、現場ではスタッフや共演者から“なっちゃん”と呼ばれています。共演者さんへの気遣いも常に忘れず、出演者のマイクの電源を入れたり切ったり、率先してやっていますよ」(制作スタッフ)

 

朝ドラ第100作の記念作品として『なつぞら』には松嶋菜々子(45)、小林綾子(46)や山口智子(54)、岩崎ひろみ(42)ら、歴代の朝ドラヒロインたちも続々出演――。

 

「昨夏から始まった北海道・十勝ロケの休憩時間には、牧場のアイスの差し入れを片手に、松嶋さんと小林さん、岩崎さんが当時の思い出を語り合い、“なっちゃん”が笑顔で聞き入っていました。また各地の収録現場のスタジオ内にはスタッフの名前と写真の一覧表が貼ってあるのですが、空き時間に“なっちゃん”は顔と名前をじっと眺めてきちんと覚えています」(前出・制作スタッフ)

 

広瀬は今回の役作りで、あるこだわりがあったという。

 

「“純朴で活発な農家の女のコ”っぽさが出るよう、いちばんスレンダーなときより最大3kg体重を増やして撮影に臨んだそうです。当初は意識して甘いものを食べるようにしたと聞いています。“おいしくてつい食べすぎちゃうからキケン”だそうです」(番組関係者)

 

広瀬は撮影現場にもスイーツを差し入れしているという。

 

「彼女がCM出演している製品を『なつぞら』仕様に変更して、『パイの実』ならぬ『なつの実』や、『コアラのマーチ』をもじった『なつのマーチ』など、オリジナルパッケージを作って、皆さんに配っていました。現在は都内で主に『東京編』の撮影を行っています。『北海道編』より顔がシュッと見えるようにメークなどでも工夫しています」(芸能プロ関係者)

 

どんなにご当地グルメに囲まれても涙ぐましい努力で“体重3kg増”キープ。その“格闘”に勝てるのが朝ドラヒロインの証し!

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