5月15日、アニメーション映画「プロメア」(24日公開)の映画試写会が都内で開催。舞台挨拶には声優を担当した松山ケンイチ(34)、早乙女太一(27)、堺雅人(45)、ケンドーコバヤシ(46)らが出席した。
各メディアによると松山は真剣なあまり収録後は寝込んでしまったと明かし、堺も全力で挑んだために喉を痛めたとコメント。しかし、いっぽうでネズミの「ビニー」というマスコット的なキャラクターの配役をもらったケンコバにはセリフがいっさいなし。手渡された台本も白紙で、「セリフがないのに、いったい僕は何をやるんだろう」と経験したことのない“セリフのない声優”としての戸惑いを明かしていたという。
ケンコバは、2010年に「映画ドラえもん のび太の人魚大海戦」のゲストキャラクターとして声優デビュー。その後も「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」(2016年)、「ONEPIECE FILM GOLD」(2016年)といった人気アニメ映画に出演。今月14日には今年8月公開予定の3DCGアニメーション映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」の声優出演も発表されるなど、芸人のみならず声優としても活躍している。
そんなケンコバの“驚きの起用法”について、ネット上でも波紋を呼んでいる。
《なん……だと…… あのネズミ、ケンコバだったのか……》
《声優非公開だったら、当てられない(笑)巧みの技です》
《ネタになるから美味しい》
《まさにコロンブスの卵》
《ケンコバさんは声優としての技量高い》など、もともと声に定評のあるケンコバ。だが今回はセリフがないということで、むしろ話題となっているようだ。