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秋篠宮家の長女・眞子さまとのご婚約が話題になっている小室圭さん(27)。彼の進路とご婚約の行方に、世間の注目が集まっています。

 

現在、小室さんはNYのロースクールに留学中。てっきり弁護士を目指すのかと思いきや、5月7日放送のフジテレビ系『バイキング』で代理人のものとされるコメントが取り上げられました。それは「弁護士になるとは言っていません。彼はいまライフプランを作っている最中です」という、あくまでも広い視野での“自分探し中”であるという内容だったのです。

 

一般的に特定の勉強をしていたとしても、様々な経験のなかで別の分野や職種に興味を持って進路変更することはままあるもの。とはいえ、彼は婚約中の身。お相手が秋篠宮家の眞子さまであることをのぞいても、多くの人が心配してしまうのは無理もありません。

 

その後、代理人は女性自身の取材に対して「“一般論”として答えたことを、番組側が“小室さんのこと”として報じてしまったのです。『そのままNYで弁護士活動をするとは限らない』といった内容を申し上げただけなのですが……」と報道を否定しています。

 

ただ結婚に対する進展が不明なため、報道は加熱するいっぽう。小室さんの自分探しの旅路は、どうしてこんなに燃え上がっているのでしょう。

 

■婚約後に自分探し! これってアリなの?

 

27歳で独身。これだけ見れば、まだまだ自分の進路を迷ったり大きな資格にチャレンジしたりするには適齢といえます。実際に婚約後や結婚後の将来を考えて、転職や資格にチャレンジをするという話もよく聞きます。

 

しかし婚約後に留学、それも相手を置いて(今回の場合お立場が違うので仕方がないのですが)長期留学するのはどうなのでしょう。当然、一般的によくあることではありません。

 

たとえばある女性が交際中から留学したい希望を相手にも話しており、結婚後に半年間の留学を果たした話は聞いたことがあります。しかしそのケースでは女性が時間をかけて説明し、準備も行っていました。そしてもちろん相手や相手の親の承諾も得て旅立ったので、今回とは比較にならないでしょう。

 

留学費用の出処についてもいろいろと言われていますが、そういった問題を除外しても疑問は残ります。婚約中にパートナーを置いて旅立ってしまい、さらに「将来を探している最中」と発表されたら……。女性からすると不安と寂しさで困ってしまうのではないでしょうか。

 

■男は支えるべき……という根深い問題も

 

ただこれが一般人で、そして男女逆であったならば世間の反応はまた違ったようにも思います。

 

たとえば婚約が決まった際、「いったん生活リズムを整えたり、自分のやりたいことを探したい」として退職する女性は一定数います。その後は転職したり、タイミング良く妊娠してそのまま専業主婦に落ち着いたりする人など様々。これもある意味では、“結婚のタイミングで自分探しをした”といえます。

 

こういった行動にあまり批判が集まらないことを踏まえると「小室さんと眞子さまのお話だから」という特例である点に加え、「男だから」という色眼鏡が入っているような気もしてなりません。

 

とはいえ小室さんは一般人でも、お相手は秋篠宮家の長女・眞子さまです。一般論に当てはめるのは難しく、やはりプリンセスをちゃんと幸せにしていただきたいもの。そもそも結婚した場合、ライフプランは夫婦2人で策定するのが一般的かと思うのですが……。このご成婚、どうなることやら。

 

(文・イラスト:おおしまりえ)

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