韓国・ソウル市内の自宅で意識を失った状態で発見されたKARA元メンバーのク・ハラ(28)が5月27日、関係者を通じて謝罪コメントを発表した。
ハラは26日未明、自宅で意識不明状態のところをマネジャーに発見されて緊急搬送された。一部の現地メディアは、ハラがうつ病を患っていたことを報じていた。
現地の各メディアによると、ハラはファンや関係者に対して「皆さま、この度はご心配をおかけして、お騒がせしてしまい、大変申し訳ありません」と謝罪。現在は体調が回復していることを報告。「いろいろなことが重なり、心がつらくなってしまいました」と胸中を明かしたが、自殺未遂は否定なかったという。
「私生活では昨年、交際相手への暴行容疑で取り調べを受けたKARAさん。その後、元恋人からリベンジポルノで脅迫されたことを告白。そのスキャンダルの影響もあって、最近はソロ活動がうまく行っていなかったようです」(韓国の芸能界に詳しい芸能記者)
07年に韓国でデビューしたKARAだが、日本で大ブレーク。11年にはメンバー全員が主演したドラマ「URAKARA」(テレビ東京系)が放送され、同年の紅白に出場した。
日本での人気が最盛期を迎えていた当時のメンバーはハラのほか、ギュリ(30)、スンヨン(30)、ニコル(27)、ジヨン(25)の5人。メンバー最年少だったジヨンは14年4月にKARAを脱退。イギリス留学を経て、現在は日本の芸能プロに所属。芸名を知英として活躍している。そして、気になるのはほかの3人の近況だ。
「ギュリとスンヨンはハラとともに16年1月付けで前の所属事務所との契約を終了。そのため、KARAは事実上の解散状態になってしまいました。前の事務所とのトラブルが報じられたこともあり、韓国では目立った仕事はしていません。ギュリは日本でのファンクラブを開設し、イベントを開催。スンヨンは稼いだお金を不動産投資もしていたようですから余裕があるのではないでしょうか。ニコルは14年1月にKARAを脱退。歌手としてアメリカ進出を目指すも、現在の活動拠点は日本。来月、都内でファースト写真集の発売記念イベントを開催します」(レコード会社関係者)
最盛期の当時のファンたちは、きっと5人がそろってステージに立つことを望んでいるはずだ。