「私は娘から話を聞いておりませんので……」
秋篠宮ご夫妻が会見に臨まれ、眞子さまの結婚の見通しについてそう語られた翌日の、6月22日――。
東京都・三鷹市にある国際基督教大学(ICU)内のチャペルで、1組のカップルの結婚式が執り行われた。
祝福の拍手を送る親族・友人ら約60人の出席者たちは、誰もが曇りのない笑顔。その中に秋篠宮家の長女・眞子さまのお姿があった。
「眞子さまは髪をアップにされて、ダークブラウンのワンピースをお召しになり、ベージュの小さなバッグをお持ちでした。アクセサリーも小ぶりのパールネックレスくらい。周りの女性たちよりも控えめな印象を受けましたが、眞子さまのご表情はとても明るくて、新郎新婦のツーショットをiPhoneで楽しそうに撮影されていました」(参列した女性)
ICUといえば、眞子さまと小室圭さんの母校。眞子さまとクラスメートだった新婦の希望で、キャンパス内にあるチャペルでの挙式になったという。この日集まったクラスメートたちには眞子さまを特別扱いしている様子はなく、ご到着前には「眞子も来るって」という声も。眞子さまもご友人に「ほっそりしましたね」などと話しかけられていた。
ほかの参列者と同じようにご祝儀も贈られ、ご祝儀袋には達筆な手書きの文字で「秋篠宮眞子」と記されていた。
「眞子さまと一緒に賛美歌を歌わせていただいたことは、素晴らしい思い出になりました。独身の女性も多かったのですが、ブーケトスはありませんでした。大学食堂での披露宴は午後6時半ごろに終わり、2次会もあったのですが、眞子さまは披露宴が終わると『やることがあるから』と、名残惜しそうに帰られました」(前出・参列女性)
宮内庁関係者は言う。
「眞子さまは7月9~22日に、南米を公式訪問されるご予定です。相手国のペルーとボリビアについてお調べになったり、式典でのお言葉の原稿を作られたりと、ご準備を進められています。博物館での勤務を続けながらご公務にもお出ましになっており、お忙しい日々を送られています」
タイトなスケジュールを調整されて、祝宴に駆けつけた眞子さま。この3日前、本誌は勤務を終えられて帰路につかれる眞子さまを目撃しているが、そのご表情は物憂げだった。
しかし、秋篠宮ご夫妻の会見翌日となった親友の結婚式では、小室圭さんとの結婚延期問題の渦中にもかかわらず晴れやかな笑顔で祝福されたのだ。