ポルノグラフィティが7月2日、デビュー20周年を記念した期間限定カフェ「喫茶ポルノ」を開くと発表した。池袋パルコでの「ポルノ展 20 YEARS EXHIBITION」開催にちなんだもので、「アポロの月面ティラミス」や「アゲハチョウの漆黒タルト」といった数々のヒット曲にちなんだメニューや解説文が「面白すぎる!」と話題に。Twitterではトレンド入りするほどの反響を呼んでいる。
99年9月にデビューしたポルノグラフィティは、現在20周年を記念したメモリアルイヤーの真っ只中。来たる7月31日には50枚目のシングルの発売が、さらに20回目のメジャーデビュー記念日である9月8日とその前日には東京ドームでの2DAYSコンサートが控えている。
昨年9月のメモリアルイヤーにキックオフイベント「しまなみロマンスポルノ’18~Deep Breath~」を故郷・広島県で開催したポルノグラフィティは、同年11月に本誌で登場。メンバーの新藤晴一(44)はイベントについて「地元の人たちには僕らなりに20年、東京で頑張ってきたものを見てもらいたかった」と思いを語っていた。
ボーカル・岡野昭仁(44)は「学生時代、いまのような人生は想像もしていなかった」と話しながらも、「世間を知らなかったからこそ、怖さも知らずに思い切ったこともできたのかなあ」と回想。20年間についてこう振り返っている。
「僕らって、どこか行き当たりばったり『難しいことは考えずにとりあえずやってみるか!』みたいなところが多分にあって、何年目にこう、何曲目にこう、と綿密に計画を立てたことはありませんでした。それがよかったのか、悪かったのか。ただ、目の前にあることに全力を尽くそう!というスタイルを続けてきて、そして何よりもファンの方の求めてくれる声があったから、ここまでやってこられたと思います」
岡野は「いままでボイストレーニングをやってなかったからなのか、まだ使いどころがあったようなんです。自分のなかの得意なことに一つ焦点を当ててみると、まだまだ進化する可能性もあるんだな(笑)」とも話し、“これから”についてこう語っていた。
「大人になると難しいことを考えがちなんですけど、これからはもっとシンプルに、『ただ歌を歌っていたら楽しいわ!』というところをもっと前面に出せていけたらいいなあと思います」