「東宝も今作には相当力を入れているようで、興収も最低30億円は狙っているそうです。主演がいま一番の売れっ子の菅田将暉ですからね。菅田さんはカメラに映らない場面の難解な数式もすべて頭に叩き込んでおり、立ち会っていた数学監修者もそのプロ根性に涙するほどだったといいます」(映画関係者)
映画『アルキメデスの大戦』で主役の天才数学者を演じている菅田将暉(26)。今年1月期の学園ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)では同枠歴代最高となる最終回15.4%を叩き出し、「第41回 日本アカデミー賞」では最優秀主演男優賞・話題賞を受賞。若手俳優の中でも群を抜いた存在になっている。
「業界内では『かつての山田孝之をも凌ぐ逸材だ!』と言われています。というのも一時の山田さんは強力な同世代ライバルをもろともせず、オーディションで一人勝ち状態でした。今の菅田さんがまさにその状態なんです。ライバル不在の“唯一無二の存在”になっていますね」(テレビ局関係者)
その先輩・山田孝之(35)は今や俳優業だけでなく、プロデューサー業など幅広いジャンルで才能を発揮している。菅田も今後、“山田路線”にいくのだろうか?
「菅田さんはドラマ『dele』でも共演した山田さんを尊敬しています。山田さんは映画『デイアンドナイト』をプロデュースしましたが、そのイロハを熱心に聞いているそうです。菅田さんアーティストとしても大ブレークしているので、今後は自らプロデュースした作品で主演を務め、主題歌を歌うなんて夢の展開も考えられるでしょう」(芸能事務所関係者)