ビデオリサーチが関東・関西・名古屋の3地区の各民放5局を対象にした、2019年上半期(1~6月)の「テレビCM出稿動向」を発表した。
出演しているCM出稿秒数では、関東地区でお笑いタレント・渡辺直美(31)が初のトップに立った。渡辺は「アフラック生命保険」のほか、「BOAT RACE振興会」のCMなどで昨年の8位からランクアップを果たした。
渡辺は先ごろ「日本モニター」が毎年発表している、「2019年 上半期タレントCM起用社数ランキング」では13社で1位を獲得。見事に“CM女王”の座に輝いたのだ。
「渡辺さんのインスタグラムのフォロワーは890万人で、国内の芸能人で断トツの1位。起用することによってインフルエンサーとしての役割も果たしてくれるし、好感度も高いので企業から好まれています。今後も新しい企業からのCMが増えそうです」(広告代理店関係者)
渡辺は昨年末、米国で3年間仕事ができるアーティストビザを獲得。今年4月から日本と米・ニューヨークを行き来する生活を送っている。
そんな中、所属する吉本興業は複数の芸人の闇営業問題に端を発したお家騒動が勃発した。
渡辺は29日に都内で行われたCM発表会見に出席。会見後、その件を聞かれるも答えなかったが、渡辺のCM女王獲得は吉本にとって数少ない明るいニュースとなったようだ。