画像を見る

「’15年のラグビーW杯・南アフリカ戦での勝利は『奇跡』と言われますが、選手の努力とチームワーク、そして先人たちの『思い』があったから。それは今回のW杯に挑む日本代表にも受け継がれています。たとえば日本代表のトライゲッター・福岡堅樹選手(27)。この4年間でスピード、コンタクトの強さがさらに進化しています」

 

そう語るのは、日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)の浜畑譲役を熱演するラグビー元日本代表キャプテン・廣瀬俊朗さん。発売されたばかりの単行本『ラガーにゃん2 猫ラグビーワールドカップ編』(光文社・800円+税)の解説でもおなじみの廣瀬さんに日本代表の注目選手について聞いてみた。

 

福岡堅樹選手は、華麗なステップと爆発的なスピードが武器のトライゲッター。グラウンドでは勇壮な表情だが、実家の2匹の愛猫・るーくんとめいちゃんの前では、目尻が下がりっぱなし。ニャンコの匂いが好きで「(猫の)お腹をスゥ〜っと吸う“猫吸い”が趣味」というほどの大の猫好き!

 

しかも、ニャンと猫がラグビーに挑戦するコミック『ラガーにゃん』もお気に入りとのことで、「大好きな猫とラグビーのコラボなんて最高です」と以前のインタビューで語ってくれた。

 

そんな福岡選手は、W杯の前哨戦ともいえる「パシフィック・ネーションズカップ」に出場。アメリカ戦では40mの独走トライを決めるなど、3試合連続でトライ。いだてんぶりを世界にみせつけた。

 

7月27日のフィジー戦で、切れ味抜群のステップで防御網を切り裂く福岡選手。試合後のさわやかな笑顔にファン急増中!

 

「もちろん福岡選手のスピード溢れるプレーも注目ですが、タックルされても倒れないほどの強さとバランス感覚は世界トップクラス。また、キックオフの直後に、自慢の足を生かして相手陣に切りこんでプレッシャーを与えたり、果敢にタックルをしてボールを奪ったり、ディフェンスでの活躍も見逃せません」(廣瀬さん)

 

祖父が医師で、父は歯医者という一家に育ち、引退後は、医学の道に進む福岡選手。W杯での活躍を見られるのは最後かも。彼の勇姿を目に焼き付けよう!

 

ラガーにゃん公式サイト
https://special.kobunsha.com/ruggernyan/

 

『ラガーにゃん2 猫ラグビーワールドカップ編』

著者:そにしけんじ
解説:廣瀬俊朗
価格:800円+税
出版社:光文社
https://www.amazon.co.jp/dp/4334951120

 

『猫ピッチャー』『ねこねこ日本史』など、数々の傑作でおなじみの“猫まんが界の巨匠”そにしけんじ。週刊誌『女性自身』にて連載中の「ラグビー×猫」をテーマとした人気コミックの第2弾。

【関連画像】

関連カテゴリー: