「初日、大泉洋さんと一緒のシーンだったんですけど、一発目のセリフを何回も間違えて、鋭いツッコミをもらいました(笑)」
そう語るのは、9月15日にいよいよ最終回を迎える日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(TBS系・21時~)で俳優デビューした村田琳(22)。パフォーマンスグループ「VOYZ BOY」のメンバーという顔をもつが、彼を紹介するうえで欠かせないのは、蓮舫議員(立憲民主党)を母に持つということ。
「芸能活動を始めたことは、人生の分かれ道という点では、初めて自分で決断したことでした。大学に進学する道もありましたが、今はこの時期にできることをしたいと思って。母も全く否定せず、“自分がやりたいようにやればいい”と言ってくれました」(村田・以下同)
イギリスの名門高校出身でラグビー経験も10年間。文武両道で礼儀正しい印象だが、「真面目ではないです」と本人。
「気が強いところは母と似ています。すぐに態度に出ちゃう(笑)。母は、オンオフの切り替えができて仕事と家とでは顔が全然違います」
そんな彼もデビュー当初は母の名前を出すことを控えていたそうだ。
「“蓮舫の息子”と言われるのがコンプレックスでした。でも、母の息子であることは変わらないし、自分の持っている武器を使えていないことになる、と。周りに何を言われても使えるものは使おうと考えるようになりました。最初は注目されますが、生き残れるかどうかは実力次第。甘んじることなく実力をつけなきゃいけないと思っています」